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2020年5月

2020年5月27日 (水)

【国語のチカラvol.3】想像力とのリンク

 

 

こんにちは!個別ゼミwill新浦安高洲校です

少しずつ学校も再開の動き。みなさん、引き続き体調管理と感染予防は徹底していきましょう!

 

さて、前回に引き続き、国語について。

 

これまでに「読解力がない」にはいくつかパターンがある、とお伝えしてきました。

目の動きが読解に不慣れで飛ばし読みをしてしまい、きちんと話を読めないタイプや、情報整理が苦手なタイプ。

それから語彙力の不足からくる「読めない」もありますね。

それぞれのタイプに応じた対策をすることが必要です。

 

今回お話ししたいのは「想像力」について。

文章を読んで想像する、その力を伸ばしてあげるともっとよく読めるようになります。

最近はスマートフォンの発達により、視覚優位型の人がどんどん増えていると聞きます。

当然わたしも、ですが、発達段階にあるこどもたちはなおさらスマートフォンの影響を大きく受けながら大人になります。

 

さて、ある問題に挑戦してみましょう。

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問題:公園には大きな木があり、公園の中央で空に向かって真っすぐそびえていた。入り口の右手に砂場がある。公園のすみにはブランコがあって、カノコはそのブランコが大のお気に入りだった。ブランコから見ると、砂場は木に隠れて見えなかった。

この例文を読んで、公園の見取り図を描きましょう。

・・

・・

・・・さて、こんな図は描けましたか?

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実は、国語が苦手な生徒の中では「文章」と「図」が繋がっていないことがよくあります。

それを体系的に整理して一緒に学習していく練習が必要ですね。

willの国語の授業についてはこちら

塾さがしの皆さんはこちらもどうぞ!

 

個別ゼミwill新浦安高洲校

TEL:047-350-9015

※月末29日以降は休校です。

2020年5月24日 (日)

【教室長の閑話休題】読書好きが育つ環境とは

 

自粛生活が長引き、様々なものが品切れになっていくのを見ていました。

ホットケーキミックス、ゲーム機器、ウェブカメラ…

「おうち時間」を少しでも楽しくしようという人々の気持ちが見えてきますが、その中に「書籍」がないのは少しさみしいような、しかし致し方のないような…

 

入試改革が揺れ動く今、【読解力】は勉強を語るうえで外せない力の一つになっています。

いえ、入試そのものよりも、メディアが発展し、情報が氾濫しがちな現代社会においては、「世間を自力で生き抜く力」のひとつとしても重要だと思います。

その読解力を養う習慣といえば読書。

活字離れという言葉自体が古びてきてしまっている気さえして、読書好きとしては一抹の不安を覚えますが・・。

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わたしは小学校に上がる前からいわゆる“本の虫”でした。「本を置きなさい」「そろそろ本読むのやめたら」とたしなめられたこともしばしば。

塾の仕事についてから、「何度言っても本を読まない」「本を読まないから文章題が読めていない・・」という相談を受けるようになりました。

正直、勉強が出来るようになるために読書は絶対に必要かと言われるとそこもまた難しいところです。(強要されてする読書ってつらいだろうな、と思いますし・・。)

とはいえ、本好きな子と、そうでない子の境目はどんなところにあるのだろう?と考えてみたとき、自分自身の環境で思い当たる節がいくつかあります。

 

まず【本が多い家】であったこと。

両親は共働きだったので、本をゆっくり読む機会はそう多くなかったと思うのですが(頭が下がります・・)、誰かが読む読まないにかかわらず、本が多い家に育ちました。

廊下は片面全部本棚。リビングにも本棚。否が応でも本が目に入る環境で、本の整理は大掃除よりも大変だった記憶があります。

 

それから【幅広いジャンルが手に取れる本棚】であったこと。

小説はもとより、図鑑、マンガ、雑誌、絵本・・・とくに絵本に関しては保育士をしている義姉が借りに来るほど、今でもたくさん揃っています。

その絵本の隣に百科事典があり、漫画があり、文庫がありました。

絵本を読み飽きてしまったわたしが他の本に手を伸ばすまで、そう時間はかからなかったと思います。

 

心理学でいうところの「単純接触効果」でしょうか。

とにかく本は「あるもの」。

めくったり眺めたり図や文字を写したりしているうちに「読書の楽しさ」に気付いたように思います。

 

塾で読書の話をすると、「小さいころの本ばっかり何度も読んで・・」「選ぶ本が幼い気がする・・」等お話しされる保護者の皆さんもいらっしゃいます。

本に触れる機会があるのなら二重丸です!

もしよかったら、本人が好きな本の隣に、おうちの人が好きな本もたくさん並べておいてください。

このときに、「読んでほしい本」ではなく「自分が読みたい本」「自分が好きな本」を置くのがポイント。

おうちの人が本当に好きな本なら、それがなんであれ子どもたちが手に取ることは結構多いはずですよ。

同調効果ではないですが、「親が読ませたい本」より「親が読みたい」の方が、子どもの好奇心を刺激すると思います。

 

まだまだいつも通り、というわけにはいかない今、いい本との出会いがたくさんありますように!

 

個別ゼミwill新浦安高洲校

TEL:047-350-9015

2020年5月21日 (木)

【国語のチカラvol.2】音読の意義

 

 

こんにちは!

個別ゼミwill新浦安高洲校です

前回に引き続き、「国語のチカラ」について。

 

小学校低学年では「音読」が宿題として課されることがあると思います。

おうちの人も最初のうちは一緒に座って聞いているのですが、そのうちお料理しながら…お仕事しながら…本人も読むだけ…なんてこともあるこの「音読」。

 

うちの子、なんだか読解力が無い・・・、国語が心配、という親御さんこそ、実はこの音読に着目してほしい!!

 

音読は、「何がひっかかっているか」が瞬時に分かる優秀な手段です。

 

たとえば単語と単語の切れ目が分かっていない場合。

いわゆる「棒読み」で、フラットにしか読めない場合には、単語の隙間に線を入れる練習をして音読するだけでもずいぶんスムーズに読むことが出来ます。

 

それから、音読していて次の行に飛んでしまう場合。

目で追っているときにも別の行に飛んでしまっているはずなので、入ってくる順序はバラバラ。それでは、内容は分かりにくいはずですよね。

 

言葉の意味がむずかしくて・・という場合も、イントネーションや読み方から分かります。

音読はともすれば「作業」ですが、学校だと恥ずかしくて読めない・・失敗するのが嫌で・・という生徒も実は多いので、対面や横並びで聞いてあげると少しずつ自信がついてくるはずです。

個別ゼミwillでは国語の授業でも算数の授業でも音読を重要視します。

講師と生徒の距離が近いので、苦手意識が強いほど安心できるのではないかと思います!

講師からもコメントを貰ってきました。

 

N講師(勤続4年目)

こんにちは!講師のNです。
ウィルは生徒の勉強へのニーズを把握した上で、一人一人に合わせた学習支援をしているところが魅力の1つだと思っています。
塾講師と言うとお堅いイメージがあると思いますが、ウィルの講師たちは明るくフレンドリーな人たちで生徒への愛情に溢れている人ばかりです。是非、アットホームな個別ゼミウィルにお越しください

今日もみんなで音読しましょう!

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個別ゼミwill新浦安高洲校

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2020年5月13日 (水)

【国語のチカラvol.1】「読解力がない」とは?

     

 

こんにちは、個別ゼミwill新浦安高洲校教室長の高橋です。

今日は国語についてのお話です。よくご相談いただくのがこちら。

 

「先生、うちの子読解力が無くて…」

 

やっぱり本を読ませなかったからですかね、と肩を落とす保護者の方もいらっしゃいますが、まず「読解力が無い」にはいくつかの種類があります。

 

聞かれていることはわかっているが、それをどうアウトプットしたらいいかわからない

集中力が続かず、文章が意味を成して入ってこない

文章題になるとあきらめて、まず本文を読んでいない

情報が多すぎて整理できない・・・

 

他、複合的な要因も多くあります。

まずひとりひとりの「つまずき」がどこにあるかを見極めてあげる必要があります。

わたしは昔から国語は得意ですが、体育はほんとうにからっきし。(本当の本当にからっきしでした・・)

体育の授業の度になくなれ、なくなれ、もしくは今すぐ熱が出ろと思っていたタイプですが、大人になってから、「そもそも歩くときに足の裏・足の指・腿裏の筋肉を使ってないんじゃない」と言われたときは愕然としたものです。

よくそれで歩いてきたな!?とも思いましたし、通りで歩くのが下手なわけだ!と得心もしました。

それをもっと早く気づいていれば、教えてもらっていれば、何をどうしたらいいかが少しは分かったのに、とも。

「早く走れ」といわれてもどうしたらいいかさっぱりですが、仮に「足の指で地面をもっと強く蹴って、そのためにはこうして」と言われていたら、ややもすれば少し体育の時間が楽しくなったかも、と思うと悔しいような気さえします。

(とはいえ速く走れる気はしないのですが・・リレーの選手の皆、かっこいいぞ!)

 

今「読解力が無い」「文章題が定着しない」という悩みを抱えている生徒は、前述のような劣等感を抱いて毎日の授業に挑んでいる可能性があります。

当然一朝一夕では解決しにくいものでもありますが、「何が困っているのか」「どこができていないせいなのか」「どこをどう変えたらいいか」が分かるだけでも、学校生活が楽しくなる一助になるかもしれません!

【数学に強いウイル】の【国語に強い教室長】がいる新浦安高洲校では、こんなふうに国語の授業を展開中です。

▽ウイルの国語力養成講座▽

 

また、講師たちからも教室紹介のコメントをもらっています。

今回は講師歴4年、Y先生から。

「こんにちは、講師のYです。
生徒さんが退屈だと思わないような授業を心がけてます!笑
私たちの教室では定期的に教室会議をしています。また、各講師が自分の授業の良い点を他メンバーに共有する場も設けているため、皆質の高い授業ができているところや連携がバッチリなところが魅力です」

※個別ゼミwill新浦安高洲校の新型コロナウイルス対応についてはこちらからご確認ください※

  Will

個別ゼミウイル新浦安高洲校

教室長:高橋

TEL:047-350-9015

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