趣味

2022年8月30日 (火)

剱岳

たまには趣味の話しを書きます。

私の趣味は登山です。

登山は受験に非常に似ています。

遥か彼方に見える山頂を目指して一歩70㎝程度の歩幅で進みます。

ペースを上げ過ぎても足に負担がかかりすぎて後半持たない。

ペースが遅いと下山が危うくなる。

山頂にたどり着く保証もない。

山頂付近では一見近く見える山頂になかなか近づけない。

それでも歩みを止めないことが登山のコツ。

受験と似てますよね。

 

そしてなにより受験と登山が似ているところは山頂にたどり着いたときにあります。

山頂から見る景色は驚くほどきれいです。

そして不思議とそのキレイさは絶対に写真に納まらないんです。

その場で見る自然の雄大さが写真にするとなぜか平面的でスケールも小さく感じます。

しかし、その記憶はずっと残るのです。

そして、次の山を目指す際の指標にもなります。

受験も同じように、挑戦した人にしか分らない喜びが待っています。

そして人生において次に何かに挑む際に「あの時にできたんだから」と自分の背中を押してくれる記憶になります。

 

ここまで前置き。笑。

私は毎年夏には相棒の相川先生(勝どき校教室長)とビッグな山にチャレンジしています。

富士山、瑞牆山-金峰山縦走、雲取山、そして昨年は槍ヶ岳。

そしてついに今年は立山-剱岳縦走に行ってきました。

雄山-大汝山-富士の折立-真砂山-別山-剱岳

山だけでも6山。

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(剣岳の絶壁。ここを直登します)

剱岳は途中まで天候は良かったのですが山頂では霧で視界不良。

こういう事もあるのが登山なんです。また登ればいい。

かなりきつかったけど、とても楽しかったです。

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(左が私。右が相川先生:無断掲載。笑)

 

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2018年12月 3日 (月)

今年最後の登山

登山を始めて10年。
なぜか、その年の最後は明神ヶ岳に登ってます。
例年は宮城野から登っています。

昨年は、大雄山最乗寺からのルート
一昨年は、当時幼稚園の年長だった息子を連れての初登山。
そして今年は金時山→明神ヶ岳ルートを登りました。
なかなかタフな行程です。

まずは、仙石から金時山の山頂へ。
ここからの富士山の眺望は本当に素敵です。
この日は少し雲がかかってました。

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この時点で11時。10分ほど休憩後、明神ヶ岳へ向かいました。
金時山-明神ヶ岳の尾根を2時間ほどかけて進みます。
振り返ると富士山!
ここで、このコースは逆に進むほうがきれいだと気が付きます。笑。
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明神ヶ岳山頂付近から金時山と富士山を眺めると、よく歩いたなぁとちょっと感動します。

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山は良いですね。
学ぶことが多い。
精神的にも、どんなに小さな一歩でも必ず山頂へたどり着くということを学べる。
学問的には、学ぶことしかない。
そこに転がる岩を見て、登山口の樹木と標高1000mの樹木を比較して、露出した地層を見て…
全てが学びの場でもありますね。

さて、今年の登山は終わりました。
今年の心残りは、三つ峠山登山への失敗。
夏場に、一緒に登った仲間が脱水症状で痙攣を起こし途中下山しました。
仲間にペースを合わせることも、また登山の大切な事。
いま、教育業界でもっぱら口にされる「協働性」ですね。

三つ峠山は来年リベンジしよう。
「ここから太宰も同じ景色を見たのかぁ~」って言いたい。


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