北アルプス パノラマ銀座縦走
お盆休みに北アルプスに行ってきました。
登山と勉強は非常によく似ています。
一番大事なのは計画、次に大事なのはペース配分。
遅れを取り戻そうとして無理をすれば、命に係わる事もあるので、しっかりペース配分をする必要があります。
そして、どんなに時間がかかっても、一歩一歩進めば必ず頂にたどり着くんです。
そこからの景色は、写真では表現できない、言葉にも表せれない雄大さがあります。
そこに自分の足で立ったものしか見れないものがある。
今回の登山は計画段階では2泊3日の山中テント泊の予定でした。
事前の天気予報では2日目の夜に雨が降る可能性がありました。
そこで、計画を1泊2日に変更。1日目の早朝にヘッドライトを使って日が昇る前に出発する計画たてました。
行程はこんな感じでした。そうとう体力・登山技術に自信がないと北アルプスのパノラマ銀座縦走で1泊は難しいので、もし行こうと思う方は2泊するか、荷物を軽量化して常念小屋に1泊する計画くらいがいいでしょう。
まずは日本200名山の1座、燕岳。
合戦尾根という北アルプス三大急坂で一気に1200mを登ります。
富士山の吉田口から山頂までの標高差が1400mなので、それに匹敵する登りを4時間半くらいで、しかもテント泊装備で登るといういきなり最難関からのスタート。
そして燕山荘に着くと、自然と「うわ~!」と声が出ます。
絶景。
アルプスは外から見たら単なる樹林帯しか見えませんが、その内側が魅力的なんです。
<燕山荘からみた燕岳>
<燕岳から見た槍ヶ岳>
<燕岳山頂。今回も相方は勝どき校の教室長、相川先生>
<日本200名山の1座、大天井岳山頂>
<日本100名山の1座、常念岳>
<蝶ヶ岳>
ゴールの上高地に到着する5分前に雨が降ってきて、急に土砂降りになりましたが、全く問題なく帰りのバスに乗れました。
結構ハードな計画になりました。
途中何度か「無理かな」って思う事もありました。
しかし、その度に「ゴールして結果無理でしたはいいけど、途中で無理カモで投げだすのはダメだ」と思い、とにかく前へ前へと。
私は自分自身も、そして生徒たちにも、一度決めたら完遂する強い心を持ってほしいと思っています。
「言われたから」やるではなく、「決めたから」やる。
これは何よりも自分を突き動かす強い推進力になります。
登山は毎回そういった事を再確認させてもらえます。
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