どちらが好み?
以下の公式の証明は出来て当然ってものなのですが…
因数分解の方法が2通りあります。
公式
a³+b³+c³-3abc=(a+b+c)(a²+b²+c²-ab-bc-ca)
問題
a³+b³+c³-3abcを因数分解せよ
途中までは同じなので、まずはそこまで書きます。
a³+b³+c³-3abc
=(a+b)³-3ab(a+b)+c³-3abc
解法1
={(a+b)+c}³-3(a+b)c{(a+b)+c}-3ab(a+b)-3abc
=(a+b+c)³-3(a+b)c(a+b+c)-3ab(a+b+c)
=(a+b+c){(a+b+c)²-3(a+b)c-3ab}
=(a+b+c){(a+b)²+2(a+b)c+c²-3(a+b)c-3ab}
=(a+b+c)(a²+2ab+c²+2ac+2bc+c²-3ac-3bc-3ab)
=(a+b+c)(a²+b²+c²-ab-bc-ca)
解法2
={(a+b)+c}{(a+b)²-(a+b)c+c²}-3ab(a+b)-3abc
=(a+b+c)(a²+2ab+b²-ab-bc+c²)-3ab(a+b+c)
=(a+b+c)(a²+2ab+b²-ab-bc+c²-3ab)
=(a+b+c)(a²+b²+c²-ab-bc-ca)
さてどちらが好きですか?
様々な教材では解法2が有力です。
見ての通り、計算が少し少なくて済みますよね。
では私の見解ですが…
私は解法1を推奨します。
なぜか?
「極力同じ方法論で解く」
これって大事な考え方だからです
当たり前ですが、問題ごとにケースバイケースで解き方があると大変ですよね。
一つの方法で何問も対応できると、それは素晴らしいですね。
そのような思考作りを数るためには解法1の方が適当かなと。
解法1はa³-b³=(a+b)³-3ab(a+b)のみを使って解いています。
解法2はa³-b³=(a+b)(a²-ab+b²)も使っています。
結構小さい事なんですが、こういったこだわりが、将来大きな差になったりします。
もちろん、解法は両方できないとダメですよ。
あくまで好き嫌いの話しです
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