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2025年2月15日 (土)

高校無償化

14日放送のABEMA「For JAPAN」で渦中の人、石丸伸二氏が高校無償化について持論を述べられていました。

「教育の無償化もいいんですけど、僕からするとちょっとズレている」と指摘。

「値段の問題じゃないんです。高いか、安いかじゃなくて。中身がいいか、悪いか。その善し悪しは、地方と都市部で格差が生まれているんですよ。田舎の教育は、レベルが低いんです。なので、これを国として機会の平等を確保してもらいたいと思っています」と、教育の値段ではなく、質を重視すべきだと訴えた。

この人の発言はやっぱ芯を喰ってるなって思います。

高校無償化にして国がやりたいことは何なんでしょうか?

どんな家庭も等しく私立・公立を選べれるようになる。

これは確かに大事な考えですが、同時に考えるべきはやはり内容ですね。

私も石丸氏と同様に、「公教育改革」は必要不可欠だと考えています。

私は公教育の欠点は「平等」を履き違えていることだと思っています。

勉強を出来ない子を隠して、差がないように見せかける。これが良くない。

真の平等とは、能力差に応じてハンデを設ける事だと私は確信しております。

だからこそ、子供たちには「勉強ができないこと」は個性の1つで、「できる子」「出来ない子」がいてもいいって事を教えてあげる事こそ大事だと思っています。「出来ない事」をダメとしない事を教える事こそ平等な教育ではないでしょうか。

勉強が苦手な子が、自信を持って「勉強は苦手」って言える社会を作る事こそ、多様性社会なんじゃないかなって思っています。

それさえできれば、後は授業を習熟度別にすればいいんです。できる子は50人教室、普通の子は30人教室、出来ない子は10人教室で先生2人とか。これこそ真の平等。

 

そして何よりこの無償化、どうも票集めの匂いがするんですよね。

その類を「政治屋」と揶揄し、一掃を公言している石丸氏だからこその発言だった気もします。

ただ、私は一定の「人気取りのための政策」はあっても良いとは思っています。だってそれって国民が望むことなんだから。

ということで、政治家先生たち!私が名案を書いておきますよ。

高校無償化より、塾通いの子供に対して補助金を出せばいいんです。

月3~5万くらい。高校無償化より圧倒的に成果が出ますし、この政策実行したら人気出ますよ。笑。

だって塾の先生って、学校の先生より授業は上手いし、個別指導・集団塾・映像授業・AI授業と多様な指導方法で習熟度別で指導できるんですから。

 

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