英語検定
第三回英語検定の1次の結果が出ました。
私の教室は英語検定・漢字検定・数学検定に相当力を入れています。
全検定を準会場指定にしています。
運営はめちゃくちゃ大変なのですが、それでもそれに見合った価値があるので、頑張っています。
ちなみによくお問合せがあるのですが外部生は受け付けません。
理由は申し込みや支払いが非常に大変な作業になってしまうからです。
なのでその点が一括管理できる塾生のご兄弟は、外部生ですが受けてけております。
昨今私が検定に対して思う事を書いておきます。
それは、検定自体を学習のステップとして使わずに、入試を有利にするためのツールとして使う子が多い事です。
確かに高校入試では私立受験での内申加点措置があったり、大学受験では推薦の条件に入ってたりします。
そのせいか、検定を受からせることが目的となって、本当の検定の良さを活かせなくなってきています。
私が生徒に最近話したことなのですが
「中3で英検の2級を取った子が、学校の定期テストで90点未満になるのはおかしい。」
「英検の準1級に挑んでいるのに模試で偏差値が65を下回るのはおかしい」
というものです。
この子たちは英検の傾向を判断して、英検に受かるための勉強をしてしまっています。
だから、英検の英語は出来て、定期テストや模試の英語ができません。
そんな馬鹿な話は無いのです。英語に「○○の英語」なんて存在してはいけない。
数学ならばスプリント勝負の共通試験模試(入試)と、じっくり難問に挑む筆記模試(入試)では別科目と考えた方が良いくらい勉強の仕方も変わります。
しかし、語学でそれは無い。
あと気になる点は、合格点って意外と低いって事です。合格すればいいだと漢字検定なら7割、つまり3割わかっていない状態でも合格します。それはダメでしょう。
私は中2の息子がいます。
彼には検定の合格ラインを9割と言って勉強させていきました。
今回英検の2級に挑んだのですが、本人は「ダメだった。このことはもう話したくない」と。
しかし結果は合格してました。
英検のための勉強は、英単語のみです。
まあ、父親が塾の先生というアドバンテージは大きすぎますね。笑。
彼にやらせたことは、中学文法の徹底です。
実は高校文法って、中学文法の応用以外で完全に新出文法は「分詞構文」「関係代名詞非制限用法」「関係副詞」「複合関係詞」くらいなんですよ。
だから中学文法を徹底的にやっておけば、あとは単語力で解けるように出来ています。
って信念を持っている指導者が周りにいたってアドバンテージですかね。
教室の英検合格率も8割超えていたし、みんなよく頑張ったかな。
2次試験はまだありますが、次は5月検定。
新中3はここが最後のチャンスと思って準備しよう。
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