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2025年1月

2025年1月27日 (月)

2025年度入試 合格体験記 第二弾

本日は2025年度入試の合格体験記第二弾です。

この子は簡単に言えば「打てば響く子」でした。

私の事を信頼してくれて、私が教えた事をしっかりとマスターしてくれる。

高校受験の時から思っていましたが、圧倒的に本番に強い子。

私がこの子の指導者として、自分を褒めてあげれる部分はその点をしっかり見抜けた事でしょう。

自画自賛ではないですが、本当に言い師弟コンビだったと思います。

体験記を書いてくれる原稿用紙から字数足りなくてはみ出て書いてくれたのを見て、本当にうれしくなりました。

 

昭和大学保健医療学部看護学科 合格 N・Oさん

私は中学校2年生の時にウィルに入塾し、高校受験、大学受験共に第一志望校に合格することができました。

高校受験に続き、大学受験でもこうして合格体験記を書けると事を嬉しく思います。

そして合格に導いてくださったウィルの先生方には感謝でいっぱいです。

高校受験では橘高校に合格することができました。私が橘高校に行きたいと目黒先生に伝えると、内申も足りず、模試の結果もE判定だったにもかかわらず、「大丈夫!受かります」と言ってくださいました。ウィルに通っていなかったら橘高校に挑戦することを諦めていたと思います。

志望校を変えずに受験して、そしてウィルに通っていて良かったと思います。

大学は、公募推薦で昭和大学健康医療学部看護学科に合格することができました。

私が実際に受験して感じたウィルの良さを2つ紹介します。

一つ目は、考え方を教えてくれるところです。特に数学でこの良さを感じました。

ウィルでは公式の使い方ではなく、その公式はどのように導かれるかを教えてくれます。

そのため、公式の原理を理解して使うことができ、応用問題などにも対応できました。

二つ目は目黒先生が私たちにかける言葉です。

実は私は公募推薦の前に同じ学位の総合型入試を受けて、不合格でした。

ですが、次の日には公募推薦で使う筆記試験に向けて勉強することができました。

すぐに次の受験に向かえたのは、目黒先生が受験が始まる前に「推薦系の受験で受かるのは宝くじに当たるようなものだ」や「一般受験の2次募集まで受験するつもりで勉強しなさい」と言ってくださったからだと思います。

私の知り合いは総合型で不合格になり、そこから立て直すことができなくなった子もいました。

私がすぐに気持ちを切り替える事が出来たのは、事前の目黒先生の言葉がけが大きかったです。

私はウィルに出会えて、そして目黒先生という素晴らしい先生と共に2回の受験を乗り越える事ができて本当に良かったと思います。

受験では不安な事がたくさんあると思いますが、目黒先生についていけば、きっと大丈夫です。

目黒先生、ウィルの先生方、本当にありがとうございました。

 

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2025年1月20日 (月)

大河ドラマ「べらぼう」を楽しく見るために

大河ドラマ推奨派なので、子供たちが少しでも大河ドラマを面白く見るための時代背景の説明を書いておきます。

まずは徳川家について。

「べらぼう」までの流れはこんな感じです。

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ちょうど高校日本史の授業をやったので、ついでに生徒に詳しく教えた時のホワイトボード。

私は日本史はそれぞれの人が持つ「感情」の連鎖で出来上がってると思うので、人物関係は大事にします。

タイムリーにテレビで復活した「暴れん坊将軍」我々の時代は小学生も見てましたね。砂浜を白馬でかける貧乏旗本の三男坊。

暴れん坊将軍が徳川吉宗。

吉宗は徳川宗家断絶のため養子で将軍家に入った紀伊徳川。

ここで、将軍家断絶の折りに代わりに将軍になる家系を刷新。

吉宗の直接の家系の御三卿が誕生します。

一橋家は有名ですね。そう!最後の将軍徳川慶喜は一橋家。

というのは実は間違いで、慶喜はもともと水戸藩徳川斉昭の子で、そこから将軍になるべく一橋家に養子に出され、そこから将軍家に養子になるという複雑な流れなんです。詳しくは大河ドラマ「せごどん」で。松田翔太さんが演じています。

この御三卿が「べらぼう」で出てくる偉い人たち。一橋・清水・田安。

3話で田沼意次が定信を松平家に推挙した際に、田安家の次期当主(定信の兄)が「将軍様は田安家を潰したいのだ」的な事を述べてましたね。

これがどういう事を指すのか、そして最後に死んでいたのは誰か?

 

先ず整理すると田沼意次が田安定信を松平家に推挙した際に「これほどの人物が屋敷で何もせずにいるなんて」という部分ですが

御三卿は御三家と違い領地を持ちません。つまり藩主になる御三家と違い、ただ将軍の有事に備えるために血脈を残す家系なのです。

藩運営にも携わらないため、基本的には子供を作り、育てる。そして勉強をする。それ以外はなのもしない。

勉強は5代将軍綱吉のころから儒教と決まっていますね。定信はその中でも特に朱子学に力を入れています。

だから優秀な定信を白川藩松平家(徳川さんの親せき筋で譜代大名)の家に養子に出そうって話しです。

その後定信は幕府の中枢である大老になります。

 

つぎに不穏な空気はどこから出て来るものか。

それは反田沼派の存在です。

9代将軍家重、10代将軍家治は田沼意次を重用します。

しかし、家治が病死で再び徳川宗家は断絶するのです。

そして一橋家から家斉を養子、補佐として老中松平定信が誕生します。

ここまで書いちゃえば3話最後で死んでた人が誰か、予想ついちゃいますね。笑。

ネタバレしない様に、時代背景のみ書かせてもらいました。

 

あ、私は単なる大河ドラマファンの理系の先生です。笑。

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2025年1月19日 (日)

共通試験 古典:源氏物語

11年ぶりに共通試験の古典で源氏物語が出題。

予想通りとⅩでつぶやく塾関係者の声も(毎日新聞)って記事がありました。

この塾関係者はアマチュアさんです。笑。

そもそも源氏物語の出題の可能性は、毎年持っておくべき。なぜなら、知らずに読んだら太刀打ちできないから。

理系の子はいいとして、文系の子は古典で高得点が必須。

源氏物語は1つの話しの中で登場人物が多く、また敬語が多投されるため非常に読みにくい。

大河ドラマを見た方なら分るとは思いますが、源氏物語は天皇や上流貴族が読むことを前提として書かれています。

(大河ドラマ中では一条天皇に献上する体で描かれました)

なので地文はすべて紫式部からの尊敬語の形で書かれます。

では、対策はどうすればいいのか。

源氏物語だけでも全部対策をすると5年はかかると思います。そのくらい壮大なストーリーです。

それだけに時間は割けないですね。だから、「とりあえずあらすじだけを理解する」

これが源氏物語の対策の妥当なところでしょう。その上で古典を初見で解く力をつけていくと、難読な源氏物語も読めるようになるでしょう。

ちなみに、こちらが私の教室であらすじ覚えるように用意してある源氏物語。

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4冊もあります。

同じシリーズで土佐日記、更級日記、平家物語、方丈記は1冊。

つまり絞って当てるのは無理って事です。

ちなみに問題集で源氏物語を対処しようとしても

桐原書店 基礎古文 「桐壷」

桐原書店 標準古文 「若紫」「御法」

旺文社 全レベル問題集① 「夕顔」

旺文社 全レベル問題集② 「浮雲」

旺文社 全レベル問題集③ 「絵合」

旺文社 全レベル問題集④ 「総角」

受験研究社 ステップアップ古文 基礎 「若紫」

受験研究社 ステップアップ古文 完成 「浮雲」

日栄社 高校上級用古文 発展 「葵」

日栄社 大学入試問題選 国立難関私立 「手習」

塾用教材 高校新演習スタンダードⅠ 「明石」

塾用教材 高校新演習スタンダードⅡ 「須磨」「蓬生」

こんな感じで大体の教材には1つは源氏物語がありますが、そもそも大学入試で過去に出題されたもの以外は掲載されることはまずありません。

もちろん今回出題された「若菜下」は私が知りうる教材には出題されていません。

旺文社 文法全解源氏物語(4)のp82、p83にひっそりとあるのが若菜下。

文法全解源氏物語は1冊訳200ページ。なので4冊で800ページ。そのうち2ページが若菜下。

絶望的ですね。

さて話を戻して、「予想通り」とxでつぶやいた塾関係者さんは、せめて若菜上か若菜下くらいまでは絞っていて「予想通り」だったのかな??

ここまで書けばお分かりの通り、源氏物語がでる!ってのを言って予想通りとするなら、それは超アマチュア。

プロの塾の先生は対策までやって初めて「予想通り」と述べます。

対策をせずに、絞りもせずに、「源氏物語が出る」って言うのは、私からすると「今年の古文は平安時代から江戸時代の文学が出る」って言って「予想通り」と述べるのと大差はないですね。

 

では最後に、それでも大河ドラマは見るべきです。

知識が圧倒的に増えます。

今回の「べらぼう」は中学生はど真ん中の時代。

すでに先週「田沼意次」「松平定信」「平賀源内」が登場しています。

第2回の放送、難しかった。

人物関係がつかみにくい。

御三卿というワードを知っているか知らないかで全然見え方が違いました。

しかし、それでも若かりし頃の松平定信と、老中田沼意次の思想の違いは超重要な部分で、それが見られただけでも中学生にとってはかなりプラス。

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2025年1月13日 (月)

神頼み

さて今週末はいよいよ受験開幕戦ともいえる共通試験です。

ここから大学入試前期日程、中学入試、私立高校入試、公立高校入試と立て続けに受験です。

個別指導塾でも受験に特化した教室は実は少なくて、もちろん公立高校受験ならどこでも対策できるでしょうが、中学受験、大学受験を専門的にできるのは、私の教室の大きな特徴の一つです。

もちろん自称「中学受験・大学受験指導ができる個別指導」はたくさんありますが、中学受験・大学受験はそんなに甘くは無いんです。

少なくとも10年くらいの指導実績をもった先生がチームリーダーとなり現場に立って進めていかないと無理ですね。

ハッキリ言って経験がものを言います。

大学受験対策を出来る塾かどうかの見極めは簡単です。

MARCHの入試の特徴と、それぞれの学校でどういう性質の生徒が受かりやすいか聞いてみてください。

偏差値順に入試が難しいわけではありません。学部ごとに入試が全然違う学校もあります。

例えばですが、法政大学の文系を受験する場合、社会は絶対に日本史です。これは日本史が世界史より簡単だからではないのです。

法政大学の入試に社会以外である特徴があるからです。この辺は、ちゃんと学校別対策をしている先生なら常識です。

中学受験も同様に、どのくらい中学校に精通しているかがポイント。

入試の形態がしっかり決まっている公立高校入試に対して、私立中学校入試、大学入試の攻略は半分は情報戦です。

 

相変わらず、私のブログは本題に入るのが遅いですね。笑。

今日の本題は、受験の専門家であっても神頼み。笑。

入試はやはり運もあります。

生徒たちのためにできる事なら、どんな馬鹿らしいことでも、迷信めいたことでも、とにかく何でもやるのが私のモットウ。

 

今年は受験の神様、菅原道真公を祀る湯島天神、そこから徒歩で大移動して浅草寺にお参りに行ってきました。

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絵馬を書いて、合格ダルマを買って、お守りも買いました。

そして今年度の合格祈願デスク完成!

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さて、ここからは子供たちと私たちスタッフの頑張りで合格を勝ち取りに行きます。

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2025年1月 7日 (火)

インフルエンザ大流行

今年は例年と比較しても相当インフルエンザの感染者数が多いようですね。

県別でみると、神奈川県は一番まずいレベルです。

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インフルエンザはどうやって予防すればいいでしょうか?

実は私、塾の先生という「インフルエンザの最前線」で仕事をしているにもかかわらず。人生で1度もインフルエンザに罹ったことがないのです。私の教室に在籍が長い子は分ると思いますが、私が病欠したのを見たことがないでしょ?

そもそも体が強いって事もあるのですが、実は大きな要素そして、小学校2年生から高校生まで水泳をやっていたことに起因します。

小学校3年生からは選手コースで毎日練習があったの、簡単に言えば、毎日殺菌消毒されていたのです(笑)

あながち馬鹿げた話ではなく、インフルエンザ対策の最も有効な手段は「うがい手洗い」です。

私は受験期は授業中の合間でも暇を見つけては「うがい手洗い」をします。

厚生労働省のHPでもそのように書かれています。

過信していけないのは「マスク」です。

私の解釈になってしまいますが、「マスク」は他人に感染させないための措置であって、自分が感染しないための防備ではない。

だから、「マスク」をしていれば安心と思ってはいけないのです。

 

話しは変わって、インフルエンザが流行すればするほど、個別指導塾の優位性は増していきます。

もっと言えば、それが大手であればそこまで効果は無く、小規模個別学習指導塾であれば最大に発揮されます。

悲しいかな、ウィルは小規模個別。最大限に効果を発揮します!

それは「振替授業」です。

インフルエンザになると「自宅待機期間」が強制されるため、必ず塾を休む必要があります。

集団塾さんはその期間どんどん授業が進行します。

個別指導塾は「振替授業」を行なえるため、予定していたプログラムは必ず消化できます。

また、これが大手になると「規則」が厳しい。

その点、小規模個別指導塾は「規則」はゆるゆるです。

ウィルも規約には「当日振替不可」「振替の再振替不可」とあります。

しかし、私の教室は当日でもいいし、振替の再振替も認めてます。

とてつもない振替座席設定作業が待っているのですが、なんと私なら出来ちゃうんです。笑。

だから、ちょっとでも不安があれば、どんどん振り替えてしまってください。

私の仕事は「子供たちを最高の状態で受験会場に送り出すこと」です。

そのために、どれだけ忙しくなろうが構いません。

今年も私は絶対に倒れません。みんなと最後まで走り抜きます。

 

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2025年1月 5日 (日)

2025年度 合格体験記 第一弾

あけましておめでとうございます。

今年は4.5日が土日という事もあり、大人たちは連休は長くなりますが、子供たちにとっては冬休みの日程が少なくなってしまいます。

その分、私も気合を入れて4日~11日まで8連勤で生徒たちをアシストします!

 

本日は2025年度入試の合格体験記第一弾を掲載します。

この子は小学校4年生から私が指導してきた子で、中学受験、大学受験の2つを私の元で挑み、2回合格を勝ち取った子です。

中学受験は残念ながら第二志望での合格。しかし大学受験は大本命を指定校推薦で合格。

10年前から教えてきたわけで、もうほとんど親戚の子ですよね。笑。

一見頼りない子なのですが、とても芯のしっかりした私の自慢の生徒です。

 

三輪田学園 Y・Kさん

法政大学 社会学部 合格

私がウィルに入塾したのは小4の頃でした。精神的にも幼かった当時は「受験をする」という自覚がなく、出された宿題をひたすらこなしウィルに通う毎日でした。自ら学習する意欲もあまりなかったため、滑り止めで合格をいただいた三輪田学園に進学することになりました。

そこで私は一度ウィルを退塾しました。

それからは大学受験を意識することなく、ただ充実した学校生活を送っていました。

私が受験を意識するようになったのは高校1年生の秋頃でした。

「今度は自分の努力で第一志望を掴みとる」と言う思いの元、再びウィルに入塾しました。

一般受験や総合型、指定校推薦など様々な受験方式がある中、私は絶対の合格するために、すべての方式の対策を行いました。

高校1年生のころは成績が酷く、とても第一志望の指定校をもらえる成績ではありませんでした。

しかしウィルでの定期テスト対策は私の弱点を捉えてそこにアプローチしてくれる形で授業を進めてくれました。

その結果高校3年生の1学期にはほとんどの教科で90点以上を取れるようになりました。

最終的には高校1年生の平均評定から0.4ポイント上昇させることに成功し、第一志望だった法政大学の指定校推薦をいただくことができました。

ただ、この指定校推薦の合格をいただくまで、総合型での入試も考えていたので、高校1年生から継続的にボランティア活動を行っていました。

また一般受験も想定して、ウィルでも一般受験対策を夏休みまで行い、授業の後も毎日夜遅くまで自習してから帰っていました。

帰宅後は完全に勉強はせず、家をリラックスの場と考えていたため、家で勉強をしない様子を見た両親に何度も心配されました。

しかし家と塾のオンオフの切り替えをはっきりさせたため、一般受験と学校の成績を上げる事の両立ができたのだと思っています。

3つの受験対策を並行して行う事は本当に大変で、何回も泣いて挫けそうになりましたが、目黒先生をはじめどの先生もいつも気軽に話しかけてくれる第二の家ともいえるウィルがあったおかげで乗り越えることができました。

 

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