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2024年10月

2024年10月28日 (月)

総選挙

総選挙が終わりました。

結果は昨晩遅くに出たため、生徒のみんなは結果は朝知ったかな?

時事は社会に出る可能性も高いのでちゃんと見るようにしよう。

中学校3年生は次回社会の定期テストに「国会」が入っている学校も多いので、とてもためになります。

 

結果は衆議院465議席中

自民党191議席

公明党24議席

自公政権は合わせて215議席となり過半数を割ってしまいました。

 

流石に増税をしておいて、自分たちは裏金作ってましたでは票を入れたくなくなりますよね。

今回の選挙の意義はそういった汚職を国民が許さなかったことにあるのではないでしょうか。

「政治家は悪い事をしたら当選できなくなる」って本来は当たり前のことですが、それが当り前じゃない国が、悲しい事に日本なのです。

これまでも色々な問題を起してきた自民党。それでも当選してしまう状況であったために、こういった裏金をつくっても大丈夫って慢心があったのでしょう。

 

衆議院には絶対に決めなくてはならない案件、例えば予算・内閣総理大臣の指名、に優越権があり、参議院と衆議院で議決が分れた場合、衆議院の議決が優先されます。

したがって、この衆議院で政権与党が過半数に満たない場合、どのようなことが起るか…

 

一番大きな政変としては

与党自公勢力以外が大連立をして、衆議院票をまとめ上げ、内閣不信任議決を出します。

この場合、石破内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職するしかありません。

当たり前ですが、衆議院を解散したら、もう一度総選挙になります。前代未聞の大迷惑ですね。自民党批判は強まり、さらに議席は減るでしょう。

なので常識的に考え、総辞職でしょう。

そして、もちろん不信任議決は次の内閣組閣までが1セットなので大連立内閣が発足。つまり2009年以来の政権交代となるわけです。

ただニュースで各党首が話している感じ、政権交代とはならないと思います。第二政党の立憲民主党も、自分たちへの期待というより、自民へのNoの受け皿が今回の選挙結果である事は理解していると思います。ここから自分たちの存在感を高めて、準備を進めて、数年後にいざ政権交代って流れを目指すのではないでしょうか。

 

であれば、どうなるかというと、自民党が今後、他の与党の意見を汲み取る代わりに政策に賛成してもらうという、協調路線をとる事になります。その際に各与党は「私たちの成果で、国民のためになるこの法案が通りました」とアピールしていくでしょう。

そうして、政権の監視役として信を得ていく流れになると思います。

個人的には大局観を持てずに目先の短期効果しかない政策が乱発しそうで怖いですが、これで自民党に自浄作用が働いてくれればいいのかなとも思います。

 

今回の自民惨敗は安倍元総理の負の遺産だと私は考えています。

今回の裏金議員の大半が旧安倍派なです。これはもう派閥内でマニュアル化していたとしか思えないです。

「頂き女子りりちゃん」と同じレベルの悪です。

日本の歴史上もっとも長く総理大臣を務めた安倍晋三さん。

戦後の日本で初の暗殺された総理。

もしご存命ならば、モリカケ問題の追及でもしかした田中角栄以来の元総理大臣経の逮捕となったかもしれません。

後世の人たちはこの安倍晋三氏をどう評価するのでしょうね。

 

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2024年10月25日 (金)

個別ゼミWill鷺沼校 大学受験戦線

第二回の全統記述模試(河合)が返却されましたね。

私の教室は今のところ、予想上昇推移より結構上方で推移。

今年の高3、めちゃ頑張ってます。

特に今年の高3は小学生から私の生徒になった子が2名、中学生からが4名、高校3年間通ってくれている子が1名と通塾歴が長い子が多く、だからこそ私の手腕が試されるのかなって思っています。

 

ちなみに既に上智大学と法政大学の合格が確定はしています。

ここまで推薦入試組も順調に進んでいます。

 

私の教室の強みは、やはり教室長の私が授業をすることです。

私は鷺沼教室に赴任して16年。その子の個性を理解しつつ、最後まで責任を持って指導できるところにあると思います。

なので、教室にとって利益になる進路指導はしません。あの〇〇高校合格何名!みたいなやつですね。笑。

そのこの成長スピードに合わせて学習強度を変えて、しっかり高校生のうちにピークが来るようにします。

そして、私は数学指導のスペシャリストなので、うちの生徒の数学の伸びは自信があります。

数学飛び抜けます。笑。

第二回の全統記述模試の結果を回収してる2名(共に中学生から指導している子)をちょっとご紹介。

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数学伸びすぎたタイプ(笑)

ずっと私が言っている「解ければいいという考え方を捨てろ」「公式は問題を解くための絶対的な呪文ではない」「イメージを作れ」を実践できた子です。

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この子も数学が抜けて出来ています。

上の子とは教材も指導方法も違うのですが、やはり自慢の生徒です。

2人とも第一志望はB判定とA判定。しかも伸びてきてこの数値で、さらに伸びしろもあるから安心した受験プランを描けます。

 

おそらく私の数学の指導方法は、問題のレベルが簡単な場合発揮されにくい。

どんなレベルかというと、公式に代入したら解ける問題。

しかし、公式はあくまで問題の計算を楽にするために使われる、大学入試や模試では存分に成果を発揮しますね。

ここは自信があります。

ある生徒の進研模試の1年間の成績推移。1年で偏差値10伸ばしましたが、ほとんどが数学で。

進研模試は偏差値が高くなりがちですが、この子の高3の7月の数学偏差値73もあります。

Hp203

 

高3生は11月から冬期講習です。

うちは11月からラストスパートです。

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2024年10月23日 (水)

総選挙

10/27は総選挙です。

中学校3年生は、合わせて公民の国会の部分をしっかり学習しましょう。

私たちの時代はyoutubeやネトフリがなかったため、選挙の日はいつも見ているテレビ番組が無いから、なんとなく選挙特番を見てましたが、今の子は、別の時間つぶしが出来てしまうため、余計に選挙に無関心、政治に無関心になりますよね。

政党を4つ以上言える子はいますか?

 

さて、では選挙ですが、正直史上最悪の「ガッカリ消去法選挙」です。

先の東京都知事選、愉しそうだった~

構図が分り易かった。

小池百合子vs石丸伸二

大企業優遇の小池vs産業創出の石丸

イメージ的に2016年のFA補強の巨人VS育成のカープ

奇しくも現職東京都知事(巨人は東京)vs元安芸高田市長(カープは広島県)

まあ、あくまで対岸のプロレスを見てる愉しさなんでしょうけど。

 

では今回なぜガッカリ消去法選挙なのか。

だって、どの政党も政策同じじゃん?

メインは「最低賃金1500円」

政治家って馬鹿なのか、もしくは国民を馬鹿にしているのかどちらかですよね。

 

最低賃金を1500円にしたら経済は良くなるのか?

物価高は解決するのか?

 

自民党は「物価上昇よりも賃金上昇が加速する」と言ってますが、これこそ詐欺師の言い回し。

少し考えればわかりますが

①最低賃金1500円にする。

②最低賃金だけが上昇。最低賃金以上貰っている正社員は微増。

③人件費が高騰。

④値上げ

ってなるでしょう。

 

事実として経団連の発表で賃上げは2021年で1.93%つまり1.0193倍、最低賃金は1.027倍、そして物価上昇率は1.08倍

最低賃金上昇率が、賃上げ率より大きいのです。さらに物価上昇率は大きい。

しかも経団連の調査なので、対象は労組を持っているような大きな会社。小規模、中規模の会社はもっともっと賃上げ幅は小さいと思います。

小規模の会社にいる私が言うんだから間違いない。うちの会社の社長はめっちゃいいところに住んでますがね(笑)

最低賃金ばかり上昇して、正社員の給与があまり伸びない、なのに人件費は高騰して物価は上昇するという現象は続きます。

 

私はそのくらいは政治家も理解してるよなぁって思うんです。

そこまで経済オンチじゃないでしょう。

そこを国民に悟らせずに、あたかも最低賃金1500円になったら給与が増えて、家計が楽になるような言い方をするのって詐欺じゃないですか?

 

一方、朝日新聞デジタルの記事でも上場企業は3年連続で過去最高益だそうです。

一部の人だけが儲かっていくアメリカ型社会を目指すなら、最初からそうやって選挙でも言えばいい。

それを「我々は国民に寄り添う政治をします」と嘘っぱちを並べてるのは良くないですよね。

アメリカって犯罪が多いイメージじゃないですか。それって経済格差がありすぎるからだと思うんです。

持たざる者が、絶対に逆転できないなら、最終的に別の手段で奪うしかなくなっていくんですよ。

最近「闇バイト」なるものが増え、若者を中心に、格差に耐えれなくなってきた人が犯罪に手を染め始めていると思います。

 

個人的には好きではなかったが小泉純一郎の「痛みに耐えるのだ」の方が100倍マシに聞こえます。

石丸伸二氏の言葉を借りるなら「政治屋」ばかりなんですよね。

ただ、私は絶望して選挙を放棄することだけはしません。

私は選挙権の放棄こそ最も恥ずべき行為だと考えています。

文句だけ言うのは小学生にもできる。

さて、消去法選挙、今日からとりあえず×をつけ始めるか。

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2024年10月19日 (土)

教室長の1日

他の塾や、ウィルの他の教室とは違うと思いますが、私の1日を書いてみようと思います。

 

10:30~11:00 

メガロスで水泳(朝の洗面を兼ねてるって噂です。笑)

主な目的は体型維持。私たち塾の先生は、対面で仕事をするので、だらしない体型になるのはダメですね。

あとは登山のための体力づくり。

 

12:00~14:00

情報収集

主に本屋で市販教材を見たり、電子版の新聞を読んだり、教育関連の雑誌を読んだり。

この教材漁りはとても大事。実際大学受験なら塾用教材より市販教材の方が優れているものが多い。

この市販教材も「良さそう」ではなく、実際に使ってみて判断しています。

私のウリの一つが市販教材・塾用教材に精通していることです。

 

14:00~16:00

準備。この時期だと…

・大学の過去問の答えづくり(HPで公開しているが答えのない学校。特に推薦の総合問題は答え無し)

・独自プリントの作成(予想問題や英単語問題。社会1問1答。いまは英語の教科書本文を沢山書かせるのプリントを作ってます)

 これは中堅個別指導塾ならでは。大手だと勝手にプリント作成することを禁止されているところが多い。

・提出してもらった推薦入試用の小論文の添削。

・授業準備。主に自分の授業ではなく、他の講師に任せる授業の準備。

・宿題作成。授業で出す宿題ではなく、その他で出すの課題を準備。

 

16:10~21:30

授業

個別指導塾は教室長が授業をやる塾とやらない塾があります。

私の教室は「ガンガンやる」塾です。技術が蓄積していき、どんどんうまくなります。もう16年間授業漬け。

 

21:30~22:30

1日の整理

 

こんな感じで1日が終わります。

14:00~21:30までの時間経過が早すぎる。1日あと5時間欲しい。

 

なんか仕事ばっかりで楽しくない様に見えますが、めちゃくちゃ楽しい人生を歩んでします。

私の個性なのでしょうが、全然疲れないんです。

だから日曜、休日は登山に行ったり、ビアフェスに行ったり、趣味に没頭します。

何もしないでぼーっと過ごしたら偏頭痛が出たりします。笑。

 

 

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