有馬中1年 前期中間テスト総括
有馬中のテスト精査が終わりました。
精査表は次回授業の際にお渡しするので、今後の学習の参考にしてください。
今回の有馬中1年の前期中間テストでは100点が出ました。
「簡単なテストなんだから」って思う方も居るでしょう。
アマチュア考えです。塾の先生とかで、これを「凄い」と判断できない先生の元で勉強はしない方がいいですよ。
これだけの問題数で、ケアレスミスを出させない指導は、結構難しいです。
学習技術だけではなく、メンタルコントロールまで必要です。
まあ、この辺は私の指導の秘密なのであまり公開しませんが。
で、精査の方ですがこんな感じでした。
相変わらず小さくて見にくい。笑。クリックしたら多少大きくなるはず。
問題の質としてはとてもよかったですね。
注文を付けるなら、大問7
(3)を作って、「☐-〇が最大になるように、それぞれの数字を選びなさい」
ってあればさらに素敵でした。
おそらく正答率が低かったであろう大問6(3)は解説を載せておきます。
問題
次の式が成り立つ様に〇に計算記号「+、-、×、÷」を当てはめなさい
6〇(-5〇4)〇3〇2=1
解説
四則の計算に従って進めるため、最初に( )内を決めます。
(-5〇4)は4通りの答えがあります。
①「+」なら-1 つまり6〇(-1)〇3〇2=1
②「-」なら-9 つまり6〇(-9)〇3〇2=1
③「×」なら-20 つまり6〇(-20)〇3〇2=1
④「÷」なら-5/4 つまり6〇(-5/4)〇3〇2=1
負の数が1つだけという状況で右辺が正の数。
数が大きいと分りにくいので①限定で考えていきましょう。
まず手っ取り早いのが一つ目の〇、つまり(-1)の数の前の計算記号を「-」にしてしまいます。
そこだけ計算すると
7〇3〇2=1
15〇3〇2=1
26〇3〇2=1
これで一番左の数を減らす方法を考えます。全て正の数なの赤くした〇に入るのはで、「-」か「÷」の選択ですね。
ここまでくれば見えてきます。
7-3×2=1
したがって
6-(-5+4)-3×2=1(答)
では次に(-1)を活かして6+(-5)=1を目指してみます。
(-1)〇3〇2=-5
(-1)×3-2=-5
これで完成ですね。
6+(-5+4)×3-2=1(答え)
探せばまだあるかもしれませんが、ひとまずこのくらいで。
この問題のコツはまさに数学的思考で「仮定をしてみる」「解きやすい形に変形する」です。
ゴールをイメージできれば、あとは簡単になりますが、解く際にいかに日本語を残せるか。
私の解説自体が解答になっている必要があります。
偶然答えにたどり着いた子もgood!数学の真髄は短時間にいかに「アタック&エラー」を出来る事です。
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