難しい問題を作ればいいって事ではない
昨日に引き続き有馬中3年数学について。
牽制の意味も込めて、書いておきます。
難しい問題を作れることは、その先生が優秀な証ではないです。
むしろ、簡単なんだけども発想力を必要とする問題を作れる先生が優秀です。
では、今回載せるのは悪問中の悪問。
私も全力で意地悪して問題を作ります。
こんな問題悪意の塊だろってやつを掲載します。
こんな問題定期テストにだしたら先生として恥ずかしいよ。笑。
次の式を因数分解しなさい
X²-142X+4747
これはまだ悪意レベル1
素数の53と89に気が付けば解けます。
定数項の下桁が大きすぎる場合、2ケタの素数で割ってみよう!
ではこの問題のレベルを一気に跳ね上げると
X²+102X+2106
定数項の因数にを入れてみる。
2106=13×3²×2⁴
このかけ算の組み合わせは30通り。
もう無理ゲーですね。
この問題解けても何もすごくない。
次に、最強最悪の因数分解
X⁴+5X²+9
一見「X²=Aと置く」で解くんですが、A²+5A+9が因数分解不能。
こんなの数Ⅰの難問因数分解ですよね。
理論上は中学生の知識でも解けます。
答えは
(X²-x+3)(X²+ⅹ+3)
です。
たしか某有名大学が塾名に入ってる塾で、トップ私立校受験対策でこの問題の解き方を教えてたはず。
うちの教室と併塾していた子から質問されたことがあったな~
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