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2023年4月25日 (火)

第1回塾内テスト

5/13(土)に第1回塾内テストがあります。

「何の準備もしないで受けるテスト」ほど悪いものはありません。

たまに、「川崎診断テストは成績に入らないから勉強していかなくていい?」と質問されますが

「ダメに決まっているだろ」と私は答えます。

 

もちろん「点数を取りに行くテスト」とは性質は変わります。

中学校や高校の定期テストは何が何でも点数を取りに行きます。

 

少し脱線しますが、高校1年生!5月のテストで人生が決まるぞ!

そのくらい高校1年生の最初のテストは重たいです。

鷺沼校には中学生から通塾してくれて、そのまま高校生でも通塾してくれる生徒が6名います。

この6名に言っているのが、「1位を取れ」です。

圧倒的にできる子は同じ高校にはいないのだから、負けるとすると努力の差。

「自分はぎりぎり合格だから」とか思う子もいるかもしれませんが、高校受験は全員ぎりぎりの学校を受けてます。

全員条件は同じ。

今からでも遅くありません。この春に高校に進学した生徒さんで「高校生はいつから塾に行けばいいんだろう」って考えてる方はぜひ個別ゼミWill鷺沼校にお問合せ下さい。

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話しを戻して…

じゃあ、成績に加味されないテストの受け方ってどうやるの?

それは2つの事を大事にして受けます。

1つ目は準備を大事にすること。

これは「ヤマを張る」のと違います。

ヤマを張ってそれが出た場合、逆に危険です。だってそれは自らの実力ではないのだから。

必ず次のテストで偏差値は下がります。

2つ目はテスト後の検証を大事にすることです。

やりっぱなしのテストほど時間の無駄はありません。

鷺沼校では、塾内テストの後必ずリ・テストという同じテストを受けなす作業を行います。

 

準備で「今回の課題を明確にし、何を努力したかを明確にして」検証で「その努力が正しかったのかを考える」ことが成績上昇への重要なプロセスになります。

準備をせずに成績が上昇した子は、何が良かったかわかりません。

次のテストでどんな努力をすればいいかわかりません。

もしかしたら算数で得意な単元が出ただけだったり、国語の文章との相性がよかっただけかもしれません。

準備をして成績が伸びなかった子は、「努力の仕方が間違っていた」事が分ります。

それは量なのか、方法なのか、その点が明確になります。

そして行動を変えることができます。

実はこのプロセスは、勉強以外にも活きてきます。

人は失敗するし、上手くいかないことだらけです。

そんなときにこのプロセスが役に立ちます。

私の教室の生徒の成績の一例を載せます。

この子はお預かりして3年目の生徒です。

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着実に勉強のやり方が身についてきた証拠です。

 

みなさんも、「準備と検証」を心がけてください。

高校生の模試も同じことが言えますよ。

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