教材は手段であって目的ではない
この春もたくさんの新規入会をして頂きありがとうございます。
やはり、新規入会の子で思う事は
「勉強=教材を解く」
になっている子が多いという事です。
教材はあくまで学習の手段であって、目的は「学力向上」です。
漫然と解いたり、悪い時方をすると、正解していても学力は伸びません。
具体的に「正解しているのに悪い勉強方法」とはどういうものかと言いますと
例えば
問 ☐に当てはまる数字を答えなさい
☐×8=72
☐×6=72
≪生徒の思考≫
8×9で72!
6×9=54 60×10=60 60×11=66 60×12=72!
これをやるから方程式が出来ない。
では正しい勉強方法は
☐=72÷8=9
☐=72÷6=12
大差ないと思いますよね?
しかし中学校にあがって方程式で
この問題解けない子、結構いるんですよ。
先ほどの後者の解き方ができる子は、間違いなくこの方程式は解けます。
こういう訓練の積み重ねが差になります。
今回はあえて簡単な例で書きましたが、高校生の勉強方法も同じです。
悪い勉強=「答えが出ればいい」
をやっていたら、初見問題、思考力問題は絶対に解けません。
次回は「ストレス下での学習のすすめ」を書こうと思います。
もちろん親御さんのプレッシャーによるストレスで学習させるという話ではないです。笑。
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