参議院選挙
参議院選挙が終わりました。
ショッキングな事件もあり、私もいまだ整理のつかず当惑しております。
しかし、生徒向けに時事の読み物として書いておくべきなので、筆を執りました。
まずは参議院選挙。
中選挙区比例代表併用選挙でした。
今回は124+1議席を争う選挙でしたが。
この124+1議席(神奈川選挙区の補欠選挙)のうち124議席に関して書いておきます。
衆議院は定員248議席で任期が6年なのですが。3年ごとに半数の選挙を行います。
したがって今回は124議席。
今回任期がまだ3年残っている議員を含めて自公政権が衆議院の過半数をとるための条件が55議席でしたが、こちは確保となりました。
また、自民党が掲げる憲法改正の国民投票を行うための2/3議席は82議席必要でしたが、こちらは9名不足でとどきませんでした。
選挙の結果に関しては色々言われてますね。
特に自民党の生稲さんとNHK党の「ガーシー」
私はこれも民主主義だと思います。
そしてなにより、当選することより、当選したのちに何をするかが大事なので、これからの両名に注目しておこうと思います。
投票に関しても「勉強してから投票しろ」って論調が多いですが、私はこれには反対です。
そうすると投票率は下がります。
まったく勉強してなくても、名前だけで投票してこればいいじゃないですか。
まずは参加することです。
投票すれば、自ずとその人に今後注目するでしょう。
自分の投票が正しかったか気になるでしょう。
そうやって、少しずつ選挙に興味を持てばいいのです。
日本は間接民主制の国家です。
だから、投票者は専門的にならなくていいんです。
まずは参加することに意義がある。
最後に安倍さんの件。
どんなことがあっても、暴力で解決するのは絶対に肯定できないですね。
日本の総理大臣経験者が殺害されたのは安倍さんを含めると7名
初代伊藤博文、19代原敬、20代高橋是清、27代濱口雄幸、29代犬養毅、30代斉藤実
特に考えておきたいのは犬養毅が五・一五事件、斉藤実が二・二六事件で殺害されています。
その後、政治家が軍部に恐怖し自らの意志で政治活動を行なえなくなってしまい、そして戦争へ進んでいくことになりました。
政治家の方々は特にその身の安全が保障されるべきだとは思います。
そうでなければ、正しい政治が行なわれません。
今回の事件に政治的な背景が無かったとはいえ、元総理大臣が殺害されたという事実は日本国内に大きな影を落とすのではないでしょうか。
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