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2022年6月

2022年6月24日 (金)

夏期講習 生徒募集開始!!

1年の明暗を決する夏期講習会の生徒募集を開始しました。

個別ゼミWill鷺沼校で自己最高記録を目指してみましょう!!

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし

不合格になる子には必ず原因があります。

個別指導塾はそこにしっかりフォーカスして原因を取り除くことができる指導スタイルです。

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6/27~7/23 お試し入塾期間 無料4コマ

7/25~8/27 夏期講習会生の夏期講習期間

特別プラン


一般生:12コマパック 24,000円(税抜)
受験生:24コマパック 65,000円(税抜) / 40コマパック     100,000円(税抜)

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2022年6月22日 (水)

定期テストMVP

前期中間テストの結果が出そろいました♪

鷺沼校のMVP3名をご紹介。

 

①高校1年生K・Oくん  数学98点

私がいつも言ってる事ですが受験後の1番最初のテストは最も大事。

高校受験でふるいにかけられてるから、同級生は皆同じレベル。

だったら1位に成れるんです。

ここで「私なんか…」「ギリギリ合格だったし…」みたいに考える子には絶対に無理でしょう。

私はそのマインドを破壊します。

そしてそれを体現してくれた子です。

中学校では数学は苦手で50点取るのが目標って生徒です。

自己最高点!ここで出すあたりがチョーカッコいい!!!

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②中学1年生 H・M君 5科451点

人生初の定期テスト!

テスト後に「顕微鏡の使い方、対策授業のそのまま出たよ!!」って喜んでくれてました。

予想をした先生ではなく、それをちゃんと覚えておいた君が凄いんだよ!!

最高のスタートを切ってくれました。

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③中学校2年生Y・I君 5科461点(100点満点換算)

有馬中なので100点満点換算で表記させてもらっています。

この子は1年生からずっと5科で450点を下回らない。

そしてここでさらに1段あげてきましたね。

鷺沼校のテストMVPの常連さんです。今回の最高得点率もこの子でした。

 

さて、中高一貫校はいま次のテストの対策の真っ最中ですね。

今回は3者面談で気合入れたので、みんな毎日自習に来てくれていてます。

私もさらなる成果が期待できます。

またいい結果をご案内できるように、我々も日々精進します。

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2022年6月 3日 (金)

日本人の数学オンチ

「日本人の数学オンチ」

5月26日の東洋経済ONLINEの記事のタイトルの一部ですが、私もまったく同感でした。

非常に良い記事なので、リンクを張り付けておきます。

https://toyokeizai.net/articles/-/591895

 

記事の一部を抜粋します。

学習指導要領に沿った学びを進めるためには、どうしても、時間が足らないところが出ていると。時間などの制約で削られているのが、まさに図を書く練習などではないかと話す方もいました。

図形ができないということは、ただ図が書けないということだけではなくて、公理系に対する理解が弱くなると思います。

(公理系:命題を導き出すために仮定を置き思考する一連の流れ)

 

私が現場で指導をしてきて、子供たちが特に弱いと感じる部分が、実は「作図能力」と「仮定する力」なのです。

「仮定する力」は圧倒的に不足してます。

簡単に言うと説いたことのない問題は全く手が出ない。

「こう解くんじゃないか!?」というアイデアが浮かばない。

この「仮定する力」ころ昨今話題に出る「思考力」というものなのですが、教育現場ではこの「思考力」そのものの定義を間違ってとらえている気がします。

学校のテストや入試、市販の教材で出てくる「思考力」の問題は一見すると思考力ですが、その正体は「国語力」です。

文章読解と数学や理科を組み合わせた単なる「教科横断型問題」にすぎないのです。

これができるから「思考力」があるというわけではないのです。

「思考力」とは「仮説を立てた時に、ある事象を矛盾なく説明できる=仮説は正しい」といった公理を使った思考をすることです。

現役の高校生にわかりやすく言えば…例えば「背理法」が「思考力」なんです。

 

思考力を鍛えるための作業が「国語力」を鍛える作業に成り代わっていくと、これは危険な学習ですね。

私が最も思考力を鍛えるのに適している学習方法は、小学生に「花まる学習会」の『なぞぺ~』をやらせることだと思ってます。

『なぞぺ~』を手に取ってみればわかりますが、文章はほとんどありません。

一見すると「パズル」

しかしこの教材、しっかり「仮説を立てる」思考をしないと解けないようにできてます。

 

では中高生に最も適した思考力を鍛える学習をさせるには…

これこそが私が長年ずっと言い続けている「作図」なんです。

私は、どんな問題でも「作図できるなら作図しよう」と指導をしています。

「解けるから作図しない」がもっともダメな学習方法です。

解くことを目標にするから、数学オンチになります。

答えを出すことより、答えを出す仮定が大事なのです。

だから、私は公式学習もさせません。

 

最近子供の授業参観に行くと、「タブレットを使った調査系授業」が目立ちます。

どんどんノートの役割が減っていってる気がします。

タブレットは便利で、図は回転するし、調べたいものはすぐ調べられます。

この学校教育は必ず子供たちの数学の力=思考力を破壊するでしょう。

時代がそっちに向いているので仕方ないのかもしれませんが、だったらせめて「調査」の前に「予想=仮定」を挟んでほしい。

 

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