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2021年12月

2021年12月30日 (木)

歩みを止めない

2021年もいよいよ終わりますね。

私も今年最後の仕事を終えました。

今年最後のブログは私の趣味の登山について。

今年も勝どき校の教室長の相川先生とたくさんの山に登ってきました。

今年の最高峰は北アルプスにそびえたつ槍ヶ岳登山でした。

3180mの日本で5番目に高い山。難易度は富士山よりはるかに高いです。

テントを担いで標高2910mの殺生ヒュッテでテント泊。

その日のうちに山頂へ。

Image0_20211230194601

左:相川先生 右:私

 

登山の魅力は、何と言ってもたどり着いた人にしかわからない絶景が待っていることです。

山頂で写真を撮るんですが、自分の目に見えている雄大さは全然カメラには収まらないのです。

 

実はこれは全ての事に通じると私は強く確信してます。

どんなに高く険しい山でも、たった40㎝程度の歩みを止めなければ、必ず山頂にたどり着きます。

そして、目標を達成した時、それは自分にしかわからない大きな感動があります。

その成功に対する人の評価なんてどうでもよくなります。

「成し遂げたんだ!」

この思いが人を強くします。

常に同じペースで、止まらず、一歩一歩進むことが成功の秘訣です。

私はその山が別に富士山や槍ヶ岳でなくても良いと思います。

どんなに小さい山だって、その人にとってそれが挑戦ならば、その登頂は大きな成長につながる。

私は2022年も歩みを止めず、指導者としてのスキルを一歩一歩前進させます。

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足が道になり、その一足が道となる。

 

では、また来年!(84時間後に。笑)

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2021年12月25日 (土)

秘密兵器

昨日、鷺沼教室の大学推薦組の最後の合格発表(プレゼン型)があり今年度も推薦は100%第一志望合格で終えました(6/6人)

さて、あとは中学・高校・大学の一般受験。

 

まずは高校受験組の秘密兵器が完成♪

実は数年前までは会社でちゃんと作って共有していたのですが、いつの間にか廃れて作られなくなったんです。

まあ、私の様に神経質に「ここは解く」「ここは手を出さない」って傾向分析をして解く問題を決めるようなタイプの講師でなければ、活用できないので、廃れたのも納得なのですが。

どんなものかというと…過去問を演習する際の正誤表に、実際の入試のときの受験生の正答率データ(神奈川県教育委員会HPより)を記載して、あとは2回の演習の結果と一般正答率を照らし合わせて、その問題をその子が入試で解くかとかないかを決める用紙です。

その用紙は受験の時に生徒に持っていかせます。

実際のものはこんな感じ。

2022

神奈川県の公立入試は大幅に出題傾向が変わる事はないので、こういうものは結構役に立ったりするんですよね。

私の目から見て。その子がどこを解くか。

これをなんとなくの予想や一般正答率ではなくて、その子の得意不得意、問題との相性で決める。

これぞ個別指導の最大の長所を生かした受験の戦い方。

唯一の弱点は…作るのにめっちゃ時間がかかること。涙。

 

私は先生として特段優れているわけでもないし、ウィルって塾が個別指導システムで他塾を圧倒することはありません。

しかし、これだけは自信を持って言えることがあります。

私が生徒のためにかける時間は、どの先生よりも圧倒的に長い!

だからやれる戦い方!

 

これからは過去問演習をしながら仕上げていき、自分だけの秘密兵器に変わります。

期待しててよ~♪

 

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2021年12月 9日 (木)

1、3、3、7

タイトルの数字、見たことありますか?

田園都市線のドアに張ってる、東急の新組織URBAN HACKSさんの人材募集広告です。

私、こういうのハマっちゃうです。笑。

勝手に問題を転載しちゃいます。

「四則演算のみで1,3,3,7の4つの数字を使って10を作りなさい」

要するに(1+3)×3-7みたいな式を作って10にする問題ですね。

 

これを適当に解くと数字の順番は4!/2!=12通り、計算記号は4種類で3か所だから4³=64通り

つまり12×64=768通りの計算式を試す羽目になりますね。

 

せっかくなんで、私が電車の中で解いたときの思考をそのまま書きます。

ここからはネタバレするから、頑張りたい人は見ないでください。

 

まずは全て乗除での可能は0

なぜなら全て奇数だから、奇数のみの乗除は奇数にしかならないため、10(偶数)にはならない。

次に全て加減だと10になる組は無い。

3つの奇数の加減の解は奇数なので、そこに奇数を乗除しても10(偶数)にはならない。

ここまでが下準備。

ここで奇数±奇数=偶数で一つ偶数を作って、できた偶数に2回奇数を乗除するパターンを考えます。

1+3=4 3-1=2 3+3=6 7-1=6 7+1=8

残念ながら10の倍数はなし。

この数に5の倍数を含まない数の乗除では10(5の倍数)は作れません。

 

これで残すアイデアは最初に除法で分数を作り、最後に乗法で整数に戻すパターン。

1,3,3,7で倍数の関係にあるのは3と3だけなので

(〇÷3+△)×3の形かな。

 

(1÷3+7)×3

=(1/3+21/3)×3

=1+21

=22…不適当

 

(7÷3+1)×3

=(7/3+3/3)×3

=7+3

=10…適当

 

ということで答えは(7÷3+1)×3ですね。

私のいつもの授業ってこんな感じです。

答えを出すための式よりも、なぜその式に到るのかという事を教えます。

じゃやないと、入試で答えに到れない。

 

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