横浜市 市長選挙
昨日、横浜市の市長選挙がありました。
ここは川崎市ですが、鷺沼は「たまプラーザ」「牛久保」に隣接しており、選挙の熱は感じた事だと思います。
特に今回の争点だった「IR整備法(特定複合観光施設区域整備法)」のもと進んでいた誘致ですが、横浜に決まっていればカジノにつきまとう諸問題に隣接する川崎市も晒されることになります。
今回の当選者の山中竹春さんは「IR誘致撤回派」でした。
このIR誘致に関しては橋下さんの時代の大阪、そして長崎も立候補してました。
ではどんなメリット、デメリットがあるのでしょうね。
メリットは人の流入です。人が集まればお金を使います。
さらに、カジノを利用したお客さんは、交通機関や、他の商業施設を利用しさらにお金を使います。
これで税収が増えて市の財源が潤います。
破産寸前だった大阪や、観光の町長崎では必要な誘致だったのかもしれませんね。
一方でデメリットは
ギャンブルにまつわる犯罪の増加です。同じく公営ギャンブルである競馬も様々な犯罪行為がついて回ります。
そして、このコロナ禍で浮き彫りになったことは「観光頼りの経済成長」には限界があるという事ですね。
観光って「お金に余裕がある」から行う行為で、その時々の世界経済・情勢に大きく左右されます。
今回の様な世界規模の情勢不安事案が発生すると、その反動は計り知れません。
また、過去には夕張市が炭鉱の町から観光の町・映画の町にシフトし、夕張国際ファンタスティック映画祭を誘致して、その結果財政破をしました。
観光は確かに即効性のある財源確保かもしれませんが、リスクも大きいと思います。
ちなみにその夕張をたてなおしたのが現北海道知事の鈴木直道さんですね。
私はパチンコですら反対派なので、この結果は良かったと思っています。
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