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2021年7月14日 (水)

成績を上げるために必要なこと

成績を上げるために必要な事は、じつはそんなに多くはありません。

①いい塾に出会う

②とにかくたくさん勉強する(笑)

ちょっと書いていて悲しくなりますが、成績を上げるために「塾」は必須になってしまいましたね。

ではいい塾の定義ってなんでしょう?

・いい先生がいる

・良い教材を使っている

・良いカリキュラムがある

・良い指導方法を実践している

なんかが挙げられますかね。

一般的なご家庭目線です。

では、塾の先生から見た良い塾の定義は「どれだけその子の情報を持つ」かです。

病院と同じですね。隅々まで検査して現状を把握しておかねば処置はできません。

私はこの情報の量に重きを置いています。

概ね「情報」というと学校のテストとか、学校の先生とか、生徒の部活動とかって類を思い浮かべると思います。

しかし、正しい「情報」というのは「検査の結果」です。

検査とは「処置する側が知りたい情報」です。

これが塾であれば、指導に必要な情報。

指導に必要な情報は実はただ1つだけなのですが、それは「授業での習熟度がどのくらいでテストで得点になるか」です。

しかし、この「授業での習熟度がどのくらいでテストで得点になるか」って情報を得るためには様々な塾側から仕掛ける検査が必要になります。

私が使ってるものの一部を紹介しておきます。

【定期テスト精査表】

Hp78

定期テストの生徒別の正誤表です。赤塗は教室でチェックテストを行ったときは正解した問題の類題。

これで、「到達度の見切りをもう少し高く設定すれば、あと何点取れた」という情報が得られます。

 

【模試のリテスト】

Hp77

ちょっと見にくいですね…

これは塾の模試の再テストの結果です。

1回目正解していたのが偶々なのか、しっかりと定着してる学力なのかを測ります。

これによってその子の学力の減衰を測り、すでに習った範囲を応用する際のスタート地点を決まます。

また、入試を見越した時に、得点の見積もりにも役立ちます。

 

 

こんな感じで、塾側から色々な仕掛けをして生徒の「情報」を蓄積していきます。

3年以上私の教室にいる子は、「どんなアサイメント(宿題や学校で学習姿勢、塾で使う教材)を与えたらどんな成績になるかが正確に測れます。だから、2020年度入試において住吉高校(神奈川県公立偏差値53)から明治大学理工学部(河合模試偏差値60)に合格させることも出来ました。彼は5年間私が指導した生徒です。

 

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