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2021年6月

2021年6月24日 (木)

信じたい情報

人は信じたい情報だけ信じる傾向があります。

例えば…最近では「コロナは風邪だから罹っても大丈夫」ってやつですかね。

ちなみにこういう事を書いている私も同じです。笑。

昨年度の健康診断で昨年対比で体重が結構増えてました。コロナで外出できなかったのが原因と思いたい…

そこで色々ネットで検索してるうちに、「水泳」にたどり着きました。

複数のサイトの概ねの情報はこうです。

「週2~3回。1日30分。1か月で5キロ落ちる」

で、4月から3か月間、週6で1日30分間泳ぎ続けてみました。

ちなみに私の特技は「継続すること」です。生徒にも言い続けてますが、続けることはとても難しいのですが、続けるコツがあります。

で、結果はというと-3.1kg

「まあまあ痩せたでしょ」って思う方もいるでしょう。

しかしネットで書かれているような効果はでません。

というのも私は小学校2年生から高校3年生まで水泳をやっていた経験があり、高校生ではインターハイで全国大会に出た選手です。

昔取った杵柄。いまでも普通に泳げます。ジムで泳いでる感じ同じ時間で一般の人の3倍くらいは泳ぎます。

30分で1000m以上は泳いでます(ダラダラやらずちゃんとメニュー作って効果的な有酸素運動の心拍数で管理しながらやってます)

私の結論としては「ネットに書かれている効果は絶対に出ない」って事ですね。

私と同じく週6で一日30分泳いだところで、そこそこ泳げるレベルでは私と泳げる量が全然違うので私より体重は落ちないはずです。

で、何が言いたいかって事ですが、水泳歴10年のキャリアを持っている私ですら、素人が書いたような「水泳ダイエット」を信じてやってみたって事です(まあ、水泳は楽しいからこのまま継続しますが)

 

これは勉強でも同じことが言えます。

「今回のテストは簡単らしい」「高校のテストは難しいから60点くらいで十分らしい」「この中学校(高校)に合格できたからMARCHくらいには合格できるらしい」

 

大甘ですね。

 

「今回のテストは簡単らしい」だからどうした!笑。

私の返答は「だったら全力で勉強して100点取ってこい」です。

子供の言う「今回のテストは簡単らしい」を翻訳すると「今回は大丈夫だからあまり勉強しない」です。

テストは常に「今回は相当難しくなるらしい」という心構えで受けましょう。常に最悪を想定して勉強です。

 

「高校のテストは難しいから60点くらいで十分らしい」きっと君は60点すら取れないでしょ。

普通に授業をしっかり聞いて予習復習をすれば高校のテストは70点以上は取れます。これは私立中学校にも同じことが言えます。

高校は中学校と違って通塾率が低いです。その分みんなが勉強してないだけです。

ちなみに合格実績の良い私立の上位校はこんな状態ではないですよ。

公立の中学校は色々な能力の子があつまるため当てはまりませんが、私立中学校と高校生は受験という「ふるい」で同じ能力の子が集められました。学年トップの子が80点以上取るわけなので、それ以下の子はサボっただけです。能力に原因はありません

単に頑張れなかったあなたのせいです。

 

「この中学校(高校)に合格できたからMARCHくらいには合格できるらしい」

これが一番多いですね。新規の入塾希望のお子さんも親御さんも。

いつも思います。青山学院大学も舐められたもんだ。笑。

うちの教室は地域がら市が尾高校の子が結構来ますが、市が尾高校の生徒はほぼ100%志望校はMARCHのどこか。

市が尾高校のテストなら毎回全教科80点以上取れてて「ギリギリ勝負できるか」って感じですよ。

市が尾高校を例にして申し訳ないです。別に嫌いな学校って訳ではないです。むしろ好感を持ってます。

 

これを読んでくれた中学生・高校生の諸君

常に「自分にとって不利益な情報」を信じなさい。

「自分に厳しい事を言ってくれる人」を信じなさい。

希望的観測を捨てなさい。

勉強に特効薬はない。必勝方法は無い。

結局1分でも多く机に向かい、1問でも多くの問題を解き、1つでも多くの英単語を覚えたものが勝つ。

 

 

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2021年6月11日 (金)

有馬中3年生 定期テスト精査(数学)

有馬中学校のテストが明らかに変化しましたね。

中1もそうですが、とてもスタンダードかつ問題数も適正な問題数。

今回のテストのヤマは確率でしたね。

あの問題は入試に必ず出る形式です。

出来なかった生徒はしっかりやり直しをしましょう!

ってコメントができるテストは良いテストです。

新たに指導内容に加わった「箱ひげ図」の問題も充実してましたね。

この問題は大学入試共通試験にも出題される問題です。

今後の数学のキーとなる分野でもあります。移行措置をちゃんと実施した証拠ですね。

今年の有馬中は一味違うな!

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100点

よく中学校1年生のテストは簡単だから100点は取れるって言う人がいます。

でもたとえ簡単であろうと定期テストで100点を取るという事の価値は計り知れません。

って事で自慢します♪

小学校5年生からお預かりしてる生徒です。5科で目標だった450点越え!

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Y君ありがとう!先生もとてもうれしくなって、さらに指導の研究をしようとやる気に満ち溢れました。

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2021年6月 7日 (月)

定期テスト精査(有馬中1年 数学)

1年生にとっては1回目のテストが終わりましたね。

我々塾にとっても、学校にとっても教科書改訂、さらに言えば指導要領改訂後初の定期テストでした。

で、なにが変わったのか?

大きな部分は「知識」と「見方」が無くなり「思考判断表現」問題になったことです。

これは学校ごとに先生の技量が求められる。

大学入試が変わり、高校入試も新教科書に沿った変化があるはずです。

「定期テストで鍛える」これが最高の特訓なので、変な問題を作る学校の生徒は高校受験が圧倒的に不利になります。

 

で、有馬中の1年生の定期テストはどうだったかというと…超秀逸!!

有馬中でここまで秀逸なテストを見たのは久しぶりです。

過去のテストに固執されずに、よく新指導要領を研究して作られたテストです。

難易度的には易しいですが、これも中学校1年生のやる気を引き出す意味では良いレベルです。

問1(4)、問9は特に良い問題ですね~

教材で学習するいわゆる「暗記系学習」では絶対に解解けない問題です。

問9は問題の質自体がとても簡単な分、真の意味で「思考判断表現」問題です。新指導要領の出題例にできそうなくらい良い問題。

 

では精査表を掲載します。

まだ生徒の答案用紙が返ってきてないから、配点は空白です。

(ここに生徒ごとに正誤が入り、生徒ごとの精査を行うのが私の教室流)

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