ウィルの数学
書く予定じゃなかったんですが、感動したので自慢しちゃいます♪
今日の私の生徒の授業のノートです。
あまりに嬉しくて即コピー。生徒の成長が見えるって嬉しいですよね。
問題は 針2/5mの重さが3/8kgです。この針金の1mの重さを求めなさい。
間違えた問題に対して私が出したヒントは「作図しよう」って事だけです。
まずは作図がしっかりできたこと。
次に解くときにしっかり日本語を書いていること(「1/5が何kgかもとめる」の部分)
この問題、通常の生徒3/8÷2/5の計算をします。
「割合でそう習ったから」と説明します。
そこには論理が全くない。
そうして公式化されたものを丸呑みにしていくので思考力が育たちません。
最低限答えとして正しいのは「1m「は2/5mの5/2倍だから」でしょうね。
しかし、それも「かけて1になる数は逆数」といのを覚えているからであって、正しい理解化というと少々疑問が残ります。
この子はちゃんと作図を元に
「2ブロックで3/8だから1ブロックで3/16。1mは5ブロックだから3/16×5=15/16」
と非常に論理的に問題に挑めました。
小学生の勉強は簡単です。
だからこそ「解けていればいい」ではダメなんです。
問題は解くものではなく、それを利用して思考力を鍛えるもの。
これは大学受験に挑むときのための種まきです。
6年から10年の年月をかけて、大きな強い木を育てるための種まきです。
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