三角形の合同条件
「合同条件はテストに出るからしっかり覚えるんだよ」
はい、私も言います。
「合同の証明は、『仮定の角や辺に〇』『”証明しなさい”で示された辺や角に×』をつけ残った辺や角で合同条件に合うものを探そう」
これも、こう指導します。
しかし、この指導はあまり良くない方法でもあります。
なんで合同条件はそれで合同といるのかを生徒に聞くとほとんどの子が「???」となります。
答えは、合同条件の部分のみ作図したら、残りは角度を測らなくても、長さを測らなくても書ける、つまりは、図形を確定できるからです。
では、直角三角形の合同条件って…
私は生徒に直角三角形の合同条件を使わずに、一度三角形の合同条件で証明させます。
出来るんですよね。
そこで初めて、生徒は直角三角形の合同条件が腑に落ちるはずなんです。
「公式」って言葉にアレルギーを持ちましょう。
「なんでそうなの」って思いましょう。
これからの「思考力」型入試に対応するには、小学生、中学生からの訓練が必要不可欠です。
お子さんが「暗記型」だと思った方は、是非ウィルの体験を受けてみてください。
| 固定リンク
「学問・資格」カテゴリの記事
- 有馬中1年 学年末テスト(2021.04.02)
- ウィルの数学(2021.03.05)
- 阿部慎之介2軍監督(2021.03.02)
- 2020年度 合格体験記第二弾(2021.02.23)
- 新傾向問題(2021.02.13)
最近のコメント