教育の不整合
中学校3年生のみなさんはすでに令和3年度入試の範囲にかんしては理解してますよね。
私は最近大学入試対策(今年度から始まる共通テスト)対策をしていて、不安しか感じません。
大学入試は「何を覚えているか」→「どう使うか」に変化していきます。
実際に2017年と2018年実施の共通テストの試行試験にも色濃くそれは現れています。
特徴の一つに「偏差値と分散」の出題頻度が高い。
来年から始まる新指導要領(教科書改訂)でも今まで高校生で学習していたデータの整理の「箱ひげ図」「四分位範囲」は中学校の教育範囲にスライドし、数Bには新たに正規分布を利用した「区間推定及び仮説検定」が登場します。
このデータの扱い方に関するジャンルをどんどん中心に据えていこうというのが文部科学省の狙いです。
それでは私の最初の質問と本日のタイトルを思い出してください。
今年の神奈川県の公立高校入試にでまさかの標本調査がカットされます!!
現中学校三年生はもちろん新大学入試システムで受験になる学年です。
なんで高校受験と大学受験でこういった不整合が産まれてしまうのか…
ただ決まってしまったものは仕方ないです。
神奈川県の中学校三年生は高校受験終わったあと、三月に死ぬ気で「標本調査」をやりましょう。
今私立の学校説明会が始まり、私も足を運んでいますが、地域ごとの指導範囲問題もあり、中二範囲までしか出さない学校や、そもそも筆記試験をやらない学校まで今年は様々です。
難しい入試になりそうですね。
ウィル鷺沼校の生徒は安心してください!
私はすでに色々準備してますよ~♪
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