« 私立高校無償化 | トップページ | 算数の和訳 »

2019年10月 9日 (水)

高校生定期テスト

2期制の高校生の定期テストが始まります。

親御さんは不思議に思った事無いですか?

「うちの子、中学校の時より頑張ってない」

理由は2つ

①親御さんが「高校生なんだからもうあまり関与しないでおこう」と考えている

②中学校ほど内申点が重たくない

 

そしてこの2つの理由は大きな間違いです。

 

①に関しては、親御さんたちが高校生だった頃と今では子供たちの精神年齢が違いすぎる。

これは何度か私のブログで書いてきましたが、現代社会の子供たちは「ゲーム」「スマホ」で過ごす時間が多く、「人生について考える」=「哲学する」時間が圧倒的に少ないのです。中にはしっかりした子もいますが、我々の時代と比較して5歳は精神年齢が低い。

ここに気が付いている親御さんは結構いらっしゃるんですが、その原因が「親が子供に手を貸し過ぎる」と考えている方が多いと思います。

もちろん一定の精神年齢に到達したら「手を放す」ことは効果的ですが、前述のように現高校生が、昔の中学生並みの精神年齢にしか達してない。

そこで手を放すことはリスクが大きすぎますよね。絶対に自分を律することなんてできません。

 

②に関して、前述の精神年齢の低さがここにも表れてきます。

「高校進学できなくなるよ」って脅しの効いた中学校の内申と比較して、「推薦がもらえるようになる」というポジティブな理由…正確に言うと「やったらいい事はあるがやらなくてもマイナスにはならない」という理由の高校生内申。

精神的に幼い子たちはすぐに自分に利益のある情報ばかりを盲信する

「AO入試は内申点関係ないらしいよ」

「指定校推薦は行きたい学部が無い事もあるらしいから、あまり狙わないほうがいいらしいよ」

「内申点は一般入試は関係ないから1回くらい失敗しても大丈夫だよ」

「周りもみんな勉強してないって言うし大丈夫だよ」

そんなこと思ってる子はすぐ私の前に来なさい。全部論破してあげるから(笑)

口では頑張るという子もいるんですが、やっぱり頑張りきれないんですよね。

こういう時は、隣で無理やりやらせてくれるコーチが絶対に必要なんです。

あれこれ言う言い訳を正面からすべて聞いて全部否定して、その子出せる全力を引っ張り出してあげる。

 

 

私には今回の定期テストである目標があります。

それは所属している生徒(高校生は33名)全員にクラス順位10番以内

もちろんすでにクリアしてる子は20名以上います。

高校はみんな同じくらいの能力で入学してます。ただ、一度ついた差はどこかで無理をせねば広がる一方です。

この時期「学校祭」でみんな浮かれきってますから、一気に大逆転のチャンスです。

「この2週間頑張れなかったら、受験のための1年間は頑張れない。だから今回ダメならあきらめらめろ!」

キツイいい方にはなりますが、これに嘘は無いです。

真ん中くらいの順位で満足していいる甘ったれたお子さんにお困りの方は、是非私の元へ♪

 

 

 

 

|

« 私立高校無償化 | トップページ | 算数の和訳 »

学問・資格」カテゴリの記事