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2019年9月 5日 (木)

模試

さて、受験も半年前に迫って、模試が一層増えてきますね。

小学生は首都圏模試、中学生はW模試で問題ありません。

高校生は駿台と河合の2択ですが選択が難しいですね。

 

今日は正しい模試の受け方を書いておきます。

 

【準備編】

過去問が手に入るなら必ずやってから受ける。

首都圏模試は販売してます。W模試は通っている教室がダメな塾でない限り、過去問はストックしてます。

河合駿台はセンターならマーク模試集として販売されてます。

 

 <なぜ過去問をやるのか>

正しい理解の元、過去問をやりましょう。

過去問をやる理由は「良い点を取るため」ではありません。

過去の出題傾向に対して、自分なりの準備をしてうけるためです。

実際の受験では必ず過去問演習をして受験をします。

ただ、同じ問題が出ない事は言うまでもないですね。

結果として「予想外の問題が出た」「練習では理解できていた傾向の問題だが模試では取れなかった」という事実を残したい。

実際の入試では絶対に起こって欲しくない事ですよね。

だから、模試で先にこの状況を作っておいて、その対処もしておくべきです。

 

 

【模試やり直し編】

模試が終わったら、必ずその日に解きなおす!

模試を受けた時に考えたやり方は、その日ならはっきりと頭に残っています。

何がダメだったのかの検証は、模試中に考えていたことを忘れないうちじゃないとダメです。

可能ならば、その類題を3日以内に解く。

類題を探すのは高校生はちょっと大変ですね。

私の生徒ならば、私に言ってくれれば類題はすぐ用意します。

個別ゼミWill鷺沼校の強みは「高校教材が豊富」な事と「教室長の教材知識が豊富」な事です。

私ほど高校生向けの市販教材に精通した人間はいないと断言できるほど、教室でも本屋でも高校教材に目を通してます。

 

そして、2週間ほどしたら必ず「リテスト」

この作業が最も大事。

やり直して満点が取れて初めて模試は終了です。

個別ゼミWill鷺沼校では「塾内テスト」では必ず「リテスト」を受けさせてますが、次回より首都圏模試・W模試・高校生模試でも実施しますので先生の指示に従うようにしてください。

 

 

漫然と模試の回数だけ受ける子は絶対に成績は上がらないですよね。

「○判定だった!」なんて言ってること子たちをよく見ますが、判定なんて何の役にも立たない。

私は中学受験・高校受験・大学受験すべてで50%以下の合格率で合格を出してます。

逆に言えば、その時の80%だった子が落ちたという事実があるという事です。

模試は判定を見るために受けるのではなく、成績を格段に上昇させるためにあります。

「対策・対処」→「結果」→「修正」

この3つのプロセスを正しく行えば、最終的に受験本番前の「対策・対処」の精度は格段に上がっているのです。

 

最後に、高校生の模試ですが、受け過ぎは良くないです。

河合・駿台は志望校によって偏差値が正確に出ないため、どちらかに統一して受験することをお勧めします。

ただし、センタープレは両方の模試を受けましょう。

 

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