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2019年7月

2019年7月27日 (土)

読めない子供たち

夏休みに入り1週間が過ぎました。

5週間ある講習も1週間目が終了します。

 

1週間ずっと授業していて思う事ですが、みんな文章読めないな~

原因は国語力ではなく想像力だと思います。

ゲームやり過ぎ、テレビ見過ぎ。

脳に映像が直接与えられてるから、イメージすることが極端に少ないんだな~

 

そこで、横に立って「この問題はこういう事を言ってるんだよ」と咀嚼して解かせると、生徒は解けます。

でもそれをやったら生徒は自分で咀嚼する力が極端に無くなる。

その瞬間は「この先生の説明分りやすい」となるでしょうが、長期的視点にたったら、その子は「勉強=暗記」の旧指導要領にしかフィットしない子になる。

新指導要領「学力=どう使う」にフィットさせるには、絶対に問題を咀嚼してはいけない。

どう咀嚼するかを教えるべきです。

この指導方法、教える側も根気がいる。

 

あと4週間。

ここで生徒に変革を!

何度も言いますが、この夏の目標は生徒の目の色を変える事。

さて今日も1日頑張りますか!!

 

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2019年7月23日 (火)

小学生のスマートフォン

これは絶対に与えるものではない。

断言します。

夏期講習が本格的にスタートしました。

受験生は概ね8時間以上は授業&自習で教室にいるのですが、その間音楽を聴きながらとか、スマホを触っている頻度が高い子からは保護者様の許可を得て、教室にいる間はスマホを私のデスクで預かるのですが、酷いですね。

休憩時間の1時間の間、ずっとスマホが「ブーッ」となってます。

ニュースなどの通知設定をしているわけもなく、たぶんラインなんでしょうね。

こんな状況で勉強はおろか、他のこともできるわけがない。

これはずっとスマホ触ってる生活ですよ。

自ら律すれない子供にスマホは過ぎたるものです。

ゲームがWHOで中症状が認められ国際疾病に入りましたが、スマホの方が酷そうですね。

本気で子供たちはおかしくなっちゃいますよ。

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2019年7月20日 (土)

夏期講習座席状況(7/20更新)

沢山のお問合せありがとうございます。

先日「短期集中講座」「受験生応援コース」の締め切りをアナウンスしましたが…

「一般夏期集中コース」も締切となりました!!!

8/24(土)までの座席も満席となりました。

8/26から公立生テスト対策向けの新規生徒募集を再開する予定です。

鷺沼校としては3年ぶりの講習会募集締め切りとなりました。本当にありがとうございます。

 

大学受験が変わる来年度へ向けて、個別指導塾のニーズが高まっているのが原因なのでしょうかね。

任せてください。変更が決まってからの2年間、しっかり下調べし、変化への対応準備はばっちりです♪

私も今日から新規受け付け事業から離れ、夏期講習会授業のみに集中させていただきます。

生徒全員の目の色を変える!

これが私のこの夏の目標です。

一緒にがんばりましょう。

 

 

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2019年7月18日 (木)

夏期講習生徒募集状況

沢山のお問合せありがとうございました。

夏期講習ですが、昨日2件の申し込みがありまして、『4コマ無料体験』が定員になりました。

『受験生20コマ』もすでに定員となっております。

 

『一般10コマ』の講座に関しては若干の空がございます。

お早めにお問い合わせください。

 

折角個別ゼミWill鷺沼校に興味を持っていただき、お問い合わせくださった縁です。

「良い夏休みだった」と思えるように全力を尽くして指導に当たります。

もちろんですが、講習会の生徒だけではなく、既存の生徒にも。

 

在塾生のみなさんは目標は「目黒先生より頑張る」です。笑。

成績を伸ばしたい君たちが先生より頑張らないってことは無いよな。

夏休みの自習室利用で「え?もう帰っちゃうの?」とか言われないように。

自習中携帯触っている生徒はバンバン没収しますのでその覚悟を。

音楽聞きながらも厳禁。

大変な夏休みですが、その代わり絶対に成績を伸ばしてあげるよ。

受験生は全員合格させるよ。

だから、一緒に頑張ろうぜ!

 

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2019年7月17日 (水)

プラスチックの海洋汚染

G20でも議題にあがりました「海洋プラスチック問題」

私も興味があって色々調べているところです。

子供たちにもぜひ知っておいてほしい!

 

せっかくの夏休みです。

ちょっと難しいのですが、今私も読んでいる『プラスチックスープの海』(NHK出版)という本がお勧めです。

 

「環境問題」は「意識の問題」だと思います。

「地球は大きいんだし私くらい」という考え方が地球を汚します。

特にプラスチックに関しては意識して減らせるものです。

こちらはお母さんにお勧め『プラスチック・フリー生活』(NHK出版)

 

今年の夏の理科実験教室も牛乳プラスチックの実験をやります。

「作って楽しい」ではなくプラスチックやバイオプラスチックに関する知識を学び、持続可能な社会を考えるきっかけにして欲しいなと思います。

 

 

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2019年7月11日 (木)

駒澤大学高校 学校説明会

塾向けの学校説明会へ行って参りました。

交通の便の面でも鷺沼からは非常に通いやすい学校ですね。

大学進学に関しても、かつては理系のない駒澤大学の付属に進学することをためらった子もいたのですが、今は外部進学クラスを持ち(たいていの学年は2クラス、昨年度の受験生学年は3クラスあったそうです)進路選択の幅も広く、進学先の候補にあげるにはいい学校だとだと思います。

内申点は併願で38とやや高め。

私立併願が可能なので、MARCHの付属を受験して、さらに駒澤を併願で獲るという戦略もとれる学校です。

今日は駒沢の併願38に届いてない、けれど駒澤を併願にしたいという方向けの話を少々書きます。

まずは漢字検定・英語検定どちらかで準2級を取得しましょう。

これで内申加点+1。10月検定がリミットです。

それでも足りない場合「オープン受験」という受験方法があります。

簡単に言うと「合格確約のない受験方法」です。

この場合、別の私立併願可能な学校を押さえて駒澤大学高校のオープン受験を受ける形になります。

駒澤大学高校オープン受験合格率は40%を下回ります。

「これは難しい」と思われがちですが、私は違うと思います。

「内申点が37以下しか取れなかった生徒の中で40%近くも合格できる」と解釈すべきでしょう。

敗者復活戦で40%も復活出来るんです。

 

では、実際に内申点37以下の子が挑んで勝負できるものなのでしょうか?

私が実際に問題を解いてみました!

数学に関して総評をします。

合否を分けるレベルの問題に「図形」に関する問題が多い。

つまり、図形に強ければ合格します。

ただ図形問題というのは、わからなくても手を出しやすいので、時間を一気に喰われてしまうリスクがあります。

では、私の図形対策を少し書きます。

小問集合の(8)

四角形ABCDは正方形で三角形BDFと三角形CDEは正三角形の時∠CEFの大きさを求めなさい

Hp25

知っておくべきは

「錯角・同位角・内角の和・外角だけで求めても絶対に求める事は出来ず、1つだけ別の要素が必要になる」

という事です。

正三角形が2個→合同を探そう!

普段は「考える力を」と指導しますが、受験問題に関しては「受験テクニック」を教えます。

正三角形BDFの辺を使っている2つの三角形を探すとすでに三角形CBDと三角形EFDしかないです。

そしてその2つの三角形は正三角形CDEの辺もそれぞれ使ってますね。

あとは合同・相似の必須暗記事項ですが、「同じ大きさの角が重なった図形」

Hp26

2つの三角形が正三角形ならマークした角は等しくなります。

これは何度も書きますが合同・相似の必須暗記事項

ということで、「2辺とその間の角」見えましたね。

これにて90-60=30°と答えが出ます。

うん、この問題は私が教えてる「入試攻略」で簡単に攻略できるな♪

とうことで駒澤大学高校数学を攻略するには「図形の必須テク」さえあれば勝負できます。

 

 

【ここからは余談】

しかし、こうして解説書いてみると、入試のテクニックで解くと根拠がわかりにくいから、読んでてもよくわからない感もあって好きじゃないな。

 

ではこの問題の「悪い例」は補助線をガンガン引いて、内角・外角でゴリ押しした結果答えにたどり着かなかったケース。

時間だけ奪われますね。

こんな感じになる子、結構いるのでは??

Hp28

皆さんが購入される「声の教育者」出版の過去問でも解説は合同を使ってます。

私は大学入試の赤本であっても別解を常に探す先生なので(笑)やってみました♪

ちなみに今も東工大の赤本で別解探しやってますが、なかなか見つからない。涙。

 

さて上であげた失敗例から挽回しますよ♪

Hp30

この問題は緑で引いた補助線が急所でした。

∠ECF=∠FGE=75°   ∠ CFG=∠GEC=30°

円周角の定理の逆で点C、F、G、Eを通る円存在します。

Hp31

これで弧CFの円周角より30°となります。

しかし難しい解き方ですね~。力技とはそういうものですが(笑)

 

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2019年7月 3日 (水)

個別ゼミWill鷺沼校の塾内テスト

個別ゼミWill鷺沼校の塾内テストは「やり直し」を徹底しております。

模試のやり直しは自分の弱点を克服するの最大のチャンス。

なんとなくではなく徹底してテストでチェックします。

 

【個別ゼミWill鷺沼校の塾内テストの流れ】

①テスト範囲『実力強化問題集pal(パル)』を配付・・・テスト約2週間前に配付

  ↓

②塾内テスト実施・・・年4回実施(5月・8月・10月・1月)

  ↓

③塾内テスト「直しレポート」提出・・・テストごとに「直しレポート」を提出

  ↓

④リ・テスト実施・・・塾内テストと同じテストにチャレンジ!

   ↓

⑤テスト返却面談実施・・・2者または3者面談で今後の目標・課題等を共有

 

実際の生徒のリテストの帳票です。

  Hp24

(クリックすると拡大されます)

成績を上げたいなら、やり直しを徹底しましょう!

自分やご家庭で管理できないならば、個別ゼミWill鷺沼校へ入塾しましょう♪

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2019年7月 2日 (火)

空転し始めた高大接続改革

今日、TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会が大学入学共通テストの英語の民間資格検定試験から撤退すると発表しました。
既に北海道大、東北大、京都工芸繊維大などの国立大学でも採用しないと発表が出ています。

この高大接続改革における日本の英語教育改革ですが、今後はどうなっていくのでしょうね。
私は個人的には「ゆとり教育」と同様に急に方向転換をすると思っています。
もちろん、その他の核心である「覚えていること=学力」から「どう使うか=学力」への改革は続くと思います。

文部科学省もそれで新指導要領

1)「何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)」

2)「知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)」

3)「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びに向かう力、人間性等)」

と言っているので、「活きた英語力」を中心に据えているわけではないのです。

 

近い将来訪れるAI社会にどう適応するかが求められる能力。
英語会話能力は、私は全く不必要なものになってしまうと考えております。
AIが発達すれば、会話は全て母国語で、それをデバイスが翻訳してくれる時代になると思います。
最終的には商談等のビジネスの前線で働く人は話せることを求められるが、それ以外の人には特段求められるものではなくなってしまう恐れもあります。

昨日、日本はフッ化ポリイミドなど3品目の韓国向けの輸出管理を強化すると発表しました。
ニュースを見る限りこれは日本が独占してる技術らしく、韓国は相当困るようですね。
過去日本は中国からレアアースの輸出規制を受けましたが、ホンダが特殊鋼メーカー大手の大同特殊鋼との共同研究によって、レアアースを全く使わない磁石の生産に成功したなど、科学技術力でその危機を乗り越えました。

文部科学省は「特にこれからの時代に求められる資質・能力」を
将来の予測が困難な複雑で変化の激しい社会や、グローバル化が進展する社会に、どのように向き合い、どのような資質・能力を育成していくべきか。また、一人一人が幸福な人生を生きるためには、どのような力を育んでいくべきか。
と定義しています。

よく言われる「グローバル化にどう向き合うか」という問題への解答は「英語を話せること」と思われがちですが、実はそうではなく「国際社会で競争力を維持できる国家のアイデンティティを自覚し維持発展させる事」だと私は考えています。

資源が乏しく、国土も小さい日本の国家のアイデンティティは「技術力」「科学力」でしょう。
であれば、やはり大事なものは数学・理科。
こんの分野で強い日本を作るための教育になってないと駄目だと思います。

さあ、未来の日本を支える中高生よ!数学の勉強頑張れ!物理・化学・生物の勉強頑張れ!
不安があったら個別ゼミWillに来なさい♪

 

 

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