大津市 交通事故
非常に悲しいニュースですね。
今朝も私は市が尾の駅前を歩く園児たちを目撃しました。
こんな子たちが…って思うと、やるせないですね。
私はこの国の自動車に関する法は甘すぎると思っています。
時速40㌔で走行してる自動車の衝突時の衝撃を算出すると同質量の物体を高さ6mのところから落下させたのと同じになります。
自動車の速度(km/h)×自動車の速度(km/h)÷260=高さ(m)「図解交通資料集第4版」立花書房 」より
ビルの2階から40型以上のテレビを落下させて、受け止めれますか?
テレビの質量でも大惨事は想像できます。これの何倍もの質量をもつ自動車です。
自動車に乗っている人は時速30㌔とか40㌔ならたいしたことないと思っている人が多すぎます。
実は私も23歳の頃、信号無視してきたタクシーと交差点内で衝突(私はバイク)して、左足骨折、胸骨骨折、右足の筋肉が損傷して障害等級14給と診断されています。それ以来車もバイクも運転はやめました。怖くて交差点に進入できません。
飲酒運転による事故、あおり運転による事故、老人による運転操作ミスによる事故…よく目にしますね。
池袋暴走の母子死亡事故後には3日間で1200人の免許返納があったそうですが、裏を返すと、この事故が無ければ、運転に自信のない1200人が運転を続けていたことになります。
もっと積極的に法整備や制度設計が必要なのでしょうが、やはり日本という国は功利主義の国。
自動車を売りたい人たちがたくさんいる限り、その方向へ進むことは無いのでしょう。
メディアも事故に対する怒りのコメントや哀悼のコメントは流せども、法整備に関して訴える人たちが出てこない。
自動車は便利です。
特に私の生まれた札幌や妻の故郷の福島のように交通網が発達してない地域ではなくてはならないものかもしれません。
この利便性と我々の日常生活における安全の保障をどう共存させるかが大きな課題なんでしょう。
自走運転の技術が進めば、この様な事故は減っていくのかな。
ハンドルを握る方はどうか自分が運転しているものが凶器であり、長年乗っていようとも自分のドライビング技術を過信しないでください。
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