過信は命取り
入試も近づいてきました。
中学生はW模擬を1回、高校生と小学生はもう模試は無く本番になりますね。
今回は模試の結果の見方を書こうと思います。
「1回の成功例にすがるな!」
特に中学生は国語で偏差値が上下動します。
原因を書くと主題が逸れるため、知りたい方は直接私に聞いてください。
その成功例にすがって
「1回は合格偏差値を越えたから、本番も出来るはず」
「合格偏差値を越えなかったときは、○○が悪かったから」
などよく耳にします。
残念な事に、私は過去自分の部下からも同様の回答をされたこともあります。
私はこのことは受験だけではなくすべての事に当てはまると思っています。
私は過去に東大に生徒を合格させています。
だから東大に生徒を受からせることのできる指導者なのか!?
それは違います。
その子は非常に優秀な子でした。たまたまその子の欲してた「この部分だけ教えてほしい」というのと、私が得意とする指導がマッチしただけだと思っています。
次に東大にチャレンジする子が来て、その子がダメだったとき「前に子は受かった、今回の子は○○が前の子と違っていたからダメだったんだ」と思うようになったら、私もお終いだと思います。
どんなことでも常に「自分の内に問題を見つける」
これが出来ないと、解決策が無いという事なのです。
外的要因が揃えば成功するかもしれないけど、内的要因では太刀打ちできない。
いわば運次第。
これと同じで模試の1回の成功は「外的要因が揃った偶然の産物」と思える事が必要なのです。
見るべきは悪かったときの模試。
それを見て、何をすべきかを決めていくこと。
もちろん、そこの部分を最初からさらい直すことも大事ですが、アウトプット方法もしっかり考えねばなりませんね。
なかなか自分では解決方法は見つからないかもしれません。
そのために私が居ます。
どんどん「どうしよう?」って聞いてくださいね。
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