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2019年1月10日 (木)

成功の反対は?

箱根駅伝を2位で終えた原晋監督の言葉です。

「成功の反対は失敗ではない。何もしないこと。我々はチャレンジを続けます」

心に響きました。
本当にその通り。

人は生きていれば失敗をする。
失敗しない方法はただ一つ、何もしない事。
何かをすれば、必ず失敗する。

この失敗から何を学べるか、なにを変えられるかが大事な事ですね。

間違えちゃいけない事ですが、ドンキホーテ的な行為はチャレンジではありません。
ドンキホーテって言うと、今ではお店の方連想しちゃいますかね。
セルバンテスの小説の方です。

無謀な挑戦からは何も学べないでしょう。
何が悪かったかの検証すらできないから。
唯一「無謀な挑戦は良くないな」ということは学べるかもしれません。

しかし、正しいチャレンジはそのプロセスが自らの力となり、次のチャレンジへの糧となる。

本当に恐ろしいのはチャレンジしなくなる事だろう。
苦痛を伴う進化を捨て、たいして良くもない現状を維持するのに必死になり、緩やかに下降していく曲線をただただ眺める。

チャレンジという言葉は一種の劇薬だと思います。
その言葉の美しさに酔いしれ、自分を正当化する言葉かもしれない。
それでも、やはり、私は常にチャレンジしていたいと思います。

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