10年教育 東海大相模
昨日東海大相模の説明会に行ってきました。
東海大相模は非常にわかりやすい。
ターゲットもしっかりしている。
何よりディプロマポリシーがハッキリしている。
説明会では「外部大学受験を希望される方はうちには向かないです。」とはっきり言いきってました。
実は私は塾の先生と言う仕事をしながらも「受験」とは無駄の塊であると常々考えています。
なのに日本の教育の最も大きな行事が「受験」
本来は「卒業研究」であるべきなのに。
結局日本の教育は「入るのが難しく、誰でも卒業できる」システムなんです。
話しを戻すと、東海大相模は最初から大学受験を念頭に置かずに10年間(中3、高3、大4)の中で自分の将来を考え、自分のタイミングでジャンプしてくれればいいという考えだそうです。
偏差値で自分の将来を絞っていく「受験」と比較すると、このあり方こそ真の「教育」なのかなとも思わされますね。
私の選り好みは置いておいて、説明会で興味を持ったことなのですが、東海大は付属校から医学部に上がれるという、珍しい学校の一つです。
その生徒内訳を聞けたのが良かったです。昨年は9名が推薦で医学部に進学。そのうち5名が東海大相模中等部から(5/160)、高等部から入学者で4名(4/400)
圧倒的に中等部からの方が確率が高い。
ちなみに、よく誤解される方もいるので書いておきますね。
東海大相模中等部 偏差値42(首都圏模試)
東海大相模高校 偏差値57(晶文社 受験案内)
中学からのこの方ができない子が多いのではないか??
これが全くの誤解です。
中学受験偏差値42の子が受験断念して公立中に上がったら、おそらく高校受験偏差値は65くらいになるでしょう。
少なくとも私が指導してきた生徒はだいたいそのくらいでした。
なので、医学部の進学実績も納得です。
東海大相模は井上康生さんや原辰徳さんなどの影響もあり運動部が活発なイメージが強いですが、それはあくまで一側面であって、実は学習指導もしっかりした学校です。
お子さんを伸び伸びと成長させたいとお考えの方は、説明会に行ってみるのも良いかもしれません。東海大学も偏差値と比較してその後の進路はとても良い企業に多くの学生を輩出しています。
私は普段、結構批判的な事を書くので、なんでこんなに東海推しなの??って思うかもしれませんが、別に東海の回し者でもOBでもありません。悪いお金も貰ってません。笑。
良いものは良いというのが私の信条です。
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