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2018年5月23日 (水)

学校説明会~駒澤大学高校~

毎年参加している学校なのですが、やはり鷺沼からは通いやすいという点で、志望者が多い学校です。

近年他大学受験生も増えてきて、単なる付属校から進学校へ変化を遂げた学校ですね。

今年特に興味を持って説明を聞きに行ったのは東京都と神奈川の志望者数の推移です。ご存知の方も多いと思いますが、東京都は私立の授業料を無償化しました。
その結果、私は志望者数が大幅に増えると予想してました。
結果は-100名ほど。
ただ東京都はほとんど変わらず、神奈川の生徒が減ったというのが結果です。

この結果を見る限り、私立の授業料を無償化してもそこまで私立志向が強くなるわけではないということが分りました。
おそらくですが
①世帯収入700万を結構な家庭で超えてしまっている。
②授業料が無償化されても入学金や施設費で結果的に私学は相当割高になる。
③急に志望校は変わらない(無償化が決まってから変更する子はあまりいない)

今後神奈川にも私立授業料補助が充実すると思うので、そこの参考にしていきたいです。

駒澤大学高校の説明会は基本的には入試の総評に特化しているため、新指導要領への対応やB.Y.O.Dへの取り組みなどは聞けませんでしたが、入試に関して出題傾向の変化は今年度入試でも無いようです。

都立入試でスピーキングテストが導入されるので、東京都の私立がそれに呼応するというのは有りある流れなので、今後神奈川県から通いやすい東京都の私立の説明会は要チェックだなと思います。

来年は日大アメフト部問題がどう社会に反映するか、これも駒澤大学高校の倍率に大きな影響を及ぼすと思います。
ともに日東駒専の付属である日大三高と駒澤大学高校、偏差値にも差はなく、選択の決め手は進学できる大学って部分も大きいと思っています。
さらに日大は目黒日大を新設。
今回の日大の事件がアメフト部だけで納まっているのならいいのですが、どうも日大の理事のところの問題な様で、それであれば傘下の高校にももちろん影響はあるでしょうから。
その部分だけは読みにくいですね。
何にせよ駒澤大学高校は一般入試合格率は40%ととても低いので、併願優遇で挑戦がお勧めですね。

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