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2018年4月

2018年4月26日 (木)

AI vs 教科書が読めない子供たち

東洋経済新報社から出版されている本です。

非常に面白かったです。

将来AIが仕事を奪う世の中になる。

これはすでに色々な雑誌・書籍で書かれていることです。

将来的に「読解力」を持たない人間は仕事がなくなるということですが、社会の流れを見ても単純労働の消失は加速的に進んでいます。

ついにアメリカでは「アマゾン・ゴー」という商品を持って出たら請求がくるという「レジ無しコンビニ」も開店しました。

日本には現在55404店舗のコンビニが存在しています(日本フランチャイズチェーン協会調べ)

最小でも24時間×2人体制は必要なので(首都圏だと常時3人以上はいますが最低限の数字で算出します)

求人大手のanの調べでコンビニの全国平均時給は905円

ということは年間で55404(店舗)×48(1日当たりのアルバイト時間)×365(日数)×905(時給)=8784億6366万2400円

この金額が家庭から消失します。

人類の歴史で市民階級に顕著な貧富の差が生まれたのは、産業革命以降。

産業革命によって人足を必要としなくなった産業が多くなり、資本家が人件費を必要としなくなり、持つものと持たざる者の差が激しく案りました。

今後、そういった「持つ者と持たざる者」の差がさらに顕著となります。

あくまでコンビニを例に話をしましたが、これが「受付業務全般に及んだら」、さらにフランチャイズの飲食業界のオートメーション化が進んだら…

話しを戻して、「教科書が読めない子供」はなぜ生まれるのか?

それは1つに本離れ。

私は巷に言われる「読み聞かせ」に関しては相当懐疑的です。

なぜなら、私が受け持つ生徒で教科書(問題文)を読めない子供の親御さんから「小さいころ読み聞かせしてたんですけどね」という話を頻繁に聞くからです。

きっと「読み聞かせ」も成功例はあるんです。しかし、あくまで「成功例」であって「失敗例」はあまり世に出ないものです。

ここで気をつけるべきは10年前一世を風靡した「東大生のノートは美しい」

いったいどこへ行ったんだ??

結局ある成功例をもとに「売りたい人」が乗っかって情報を操作(コマーシャル)して、あたかもそれが成功の近道の様にうたうマーケティングの罠にはまっただけなんですよね。

本を読ませるには、子供の知的好奇心を煽るしかありません。
「知りたい心」が本を読む原動力になります。
本来人間は「知への欲求」は本能として備わっているものだと私は考えます。

では「知的好奇心の減衰」原因はどこにあるのか。
私は「浅い年からの習い事」だと思います。

最近世の中には「天才少年(少女)」が増えてきた気がします。
福原愛にはじまり浅田真央、高梨沙羅、藤井聡太、池江璃花子などなど。

やはり、ここにもマーケティングの罠が張られていて「天才は小さいころからやっている。小さいころからやっていないと才能は開花しない」
確かにそうなのかもしれないですが、大事なことが欠落しています。

「才能が無かったら?」

私は水泳で全国大会まで出場する選手でした。ちなみに兄は全国大会で決勝常連の選手でした。同時期に始めましたので、私の方が2年若く始めましたし、同じスクールで同じコーチに教わりましたが、兄の方が大成しましたよ。笑。

そう、早く始めて開花するのは才能のある子だけ。

しかし、幼少期の子供に習い事をさせてお金を引っ張ろうとする企業が多く、天才少年の人生を掲げお母さんに「自分の子も」と期待させます。

幼少期に習い事をしている子の傾向で顕著なのは頭がそれ一色に染まります。
子どもは「アイデンティティを模索する生き物」です。
「自分は○○が得意」というのを持つと安心感が生まれます。
良い事ではありますが、反面他の事に対する興味が極端に減ります。
もちろん他の事に触れる機会も激減します。

また「プロのコーチ」は子供に指導をします。子供に考えさせるのではなく、そのコーチのコーチング技術で指導します。子供は考えるより体験して体に覚えさせていきます。
その工程で受動的な思考パターンに陥ってしまいます。

私はそうして子供たちの「知的好奇心を育む機会」をどんどん失わせた結果、本を読まない子供が誕生するのではないでしょうか?

この問題は根が深いです。指導する側も「根気」が必要です。
しかし、ここに真っ向から向かっていかねば、その子の将来に大きな影響を及ぼすと思うので、私も指導者として「教科書を読める子ども育成」は大きな課題として常に取り組んでいこうと日々研究しております。

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大学新入試に勝つ!(週刊ダイアモンド)

今年も出ました中高一貫校ランキング

週刊ダイアモンドの記事ですが、「今年度は大学新入試に勝つ!」と銘打って各校が新入試システムにどのようにアジャストしてくるのかが書かれています。

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そこで私も驚いたのが言わずも知れた開成中学校の入試。

週刊ダイアモンドにも「2月1日に起こった開成ショック!」と掲載されています。

国語の問題に北海商事という架空の会社で社長と部長の会話が載っていて、社長が部長の報告に客観性が欠けると言います。

問は

①部長の発言の客観性が欠けてる部分を2つ書け

②社長の評価のポイントはどこか(「しかし」「一方」「たしかに」「したがって」の4つの言葉を使って)

お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、そうなんです!昨年発表されたセンター試験の変更例ですね。

新センター試験例で国語の駐車場の契約書を載せてそれに関する問題が出題されてました。

新入試の格子でもある偏差値偏重型から「思考力」「判断力」「表現力」を問う形に、中学入試も移行してきましたね。来年追従する学校も増えると思いますし、今後神奈川の私立・公立入試でも出題される可能性は間違いなくありますね。

そして、受験者数も10年ぶりに5万人超え。これも新入試・新教育指導要領に対する不安からでしょう。

私も断言しますが、新入試・新指導要領に公立の先生はアジャストできません。

この春すでに小学校ではWE CAN(英語教科書)が始まりりました。

来年度からは新入試移行期間に入ります(センター試験廃止)

4年後からは中学校の指導要領改訂・教科書改訂

5年後からは高校の指導要領改訂・教科書改訂

我々も忙しくなりますが、学校や塾を選択するのは親御さんです。

是非、お父さんお母さんもこういった情報に耳を傾けてください。

鷺沼校には私が買い揃えている教育誌を多数ご用意してますので、お子様の様子を見に気がてら、是非読んでみてください。

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鷺沼校のイベント情報

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夏期講習 生徒募集開始
新規入会・講習会

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無料体験のご案内

個別ゼミWill鷺沼校では随時無料体験授業を受け付けております。


◆お電話でのお問い合わせ/お申込み
044-861-0591 担当 目黒


◆メールでのお問い合わせ

will-saginuma-21@nifty.com


◆ウェブでのお申込み

https://www.willsemi.jp/taiken

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鷺沼校のご案内

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◆教室長氏名(フリガナ)
目黒 陽(メグロ ヨウ)

 

 

 

◆趣味
登山・バイク・阪神タイガース
カメラ・映画鑑賞

 

 

 

◆特技 
水泳・料理・勉強を教えること

 

 

 

◆教室長から一言
学力を伸ばすのに必要な事は「目標を明確にすること」「そこまでの学習計画を逆算して進める事」「考えることを放棄しない事」です。

私は中学受験、高校受験、大学受験対策を行う教室長として、まずは進路指導を徹底して行っています。おぼろげな将来の夢を具体化していき、それを達成するための手段としての中学、高校、大学選びのお手伝い、そしてその志望校へ進学するためのカリキュラム作成を生徒1人1人のために行うことをお約束させて頂きます。

私に1年お子様をお預けいただければ、必ずその子のやる気に火をつけます。
お子様の学習状況でご不安があれば、お気軽にお問い合わせください。

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個別ゼミWillの特徴

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個別ゼミウィルでは、教材やノートだけ出なく、完全個別指導学習塾でありながら、各席個別に専用のホワイトボードを設置し、視覚面からも伸び伸びと発想する力を養う個別指導の学習法を実現しております。

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個別指導の学習塾、個別ゼミウィルでは、自立学習力を高めるため、徹底した学習カリキュラムを作成し、学習力だけではなく、生徒個人のやる気を育てます。た だ『暗記する力』を伸ばすのではなく、『学習の楽しさ』『学習とは何なのか』を根本から育てていく新しい個別指導の学習塾です。

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個別ゼミウィルでは、正解した時の先生のリアクションは「どう解いたか先生に教えて」から始まります。本当の理解を確認するうえ生徒に説明をさせます。生徒は説明することにより、自分の考えを整理することができます。

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個別ゼミウィルは、自立学習を目指すため、学習時間割も自由に設定が可能です。時間変動が多い部活動や習い事にあわせてのスケジュール変更が個別指導だからこそ可能となります。自分で自分のスケジュールを管理する。それも自立学習への一歩と考えている学習塾です。

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個別ゼミウィルでは、学習指導のプロがカウンセリングを行います。今後の学習プランの決定や模試結果の分析、志望校の決定、高校での選択教科の相談など様々な面で実施いたします。時には生活面でのカウンセリングもおこないます。小学生・中学生・高校生すべてのカテゴリーで指導を行っている個別ゼミウィルだからこそできる先を見据えた学習カウンセリングが魅力の一つです。











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個別ゼミWill鷺沼校 各種ご案内

川崎市宮前区鷺沼の学習塾個別ゼミWill鷺沼校のサイトです。
個別指導で理解力UP!!
学校別定期試験対策、中学受験、高校受験、大学受験のプロが個別で進路指導、学習指導を行います。

 

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教室長プロフィール・授業料・授業時間のご案内

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無料体験のご案内(インターネットでのお申込み)

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2018年4月18日 (水)

テスト対策開始!!

4/29~5/6までGW休みがあるため、塾としては高校生・私立中学生の定期テストまで3週間となりました。

昨日よりテスト対策日程表を作成しております。もちろん自習指示等もどんどん出します。

年間行事予定表は早めにご持参お願いします。

また、学校で使用する教材もご持参お願いします。

学校で「ここが出るよ!」って話が出たら、それも報告してください。

そういった情報をもとに対策プリントを学校別で作成するのもWill鷺沼校に通う大きなメリットだと思います。

前回テスト対策でもニュートレジャーから独自の問題を作成もしました。

私立中学校のテスト対策は、大手ではなかなか対応できない部分だと思うので、そこに関してはWill鷺沼校にかなうところはないでしょう。笑。

それでは今年度最初の定期テストに向けて頑張りましょう!!

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2018年4月 3日 (火)

配布物に関して

本日より生徒に緑の封筒を渡しています。
内容は
①英検の申込書
②漢検の申込書
③数検の申込書
④入退室システムの案内
⑤塾内テストの案内(非受験小学生・公立中学生のみ)

また、生徒には入退室システムで使う会員証を発行してます。
入室メール等の不具合に関してはご一報ください。

春の検定は積極的に受験しましょう!
秋と冬は忙しくてなかなか受けれませんから!!

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