国語読解の消去法
国語の読解術に消去法ってあります。
もともと理系脳の私にとって最も納得できない解法です。笑。
だって、他の解が違うから、それが正解?
と、いきなり入試テクニックを教える塾教育を否定するようなことから入ってみました。
しかし、私は結構真剣にこのテーマに取り組んできました。
確かに消去法でしか対処のできない性質の問題は存在します。
センター試験の様な「もっとも適切なものを選べ」という問題です。
それでも、私は「国語の授業では消去法はさせない」として授業を進めております。
なぜなら、国語の授業で生徒につけたい力は「入試問題を解く力」ではなく、「純然たる読解力」だからです。
国語を読む読解力をつけるということは、「整理する能力」「推察する能力」がつきます。
これは、もちろんほかの教科にも影響が出ます。
20年近い私の指導歴の中で、受験期直前にだけ塾に来て、成績が良い子は生徒は100%で国語ができます。
だから、塾が要らないんです。
そういう子は、単に受験の傾向とテクニックを学びに来ます。
消去法は確かに解にたどり着く可能性は増します。
しかしながら、「4択で2個は明らかに違う」というのは問題の性質上よくあること。
あと2択なら5割で正解しちゃうじゃないですか。
それを正解としますか?
入試ならいいですが、授業でそれを正解とするという事は、入試でも根拠のない5割勝負をすることになるし、本当は理解していない生徒を見逃してしまうことにつながります。
もちろん受験期には消去法を含むテクニックも教えますよ。
そんなことを想いながら、「解じゃない根拠(消去法)」ではなく「解の根拠」を問う授業を行ってきて、ようやく出会えたのが水王舎さんから出版されている『出口のシステム現代文』。
現代文指導において日本のトップと言っても過言ではない出口先生の著書です。
今日は書籍内容にはふれませんが、高校生には是非読んでほしい一冊です。
そして時代はセンター試験廃止、記述、論述時代。
今後、消去法指導はより一層使えないものになります。
英語指導を強化する新指導要領の中、必ず国語力低下=読解力低下=思考力低下が起こります。国語へのアプローチは、来年度新小3から必須だと私は考えています。
これから定期的に市販教材などで、国語力を鍛えるのに良いものをここで紹介させていただきますね。
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