入試改革の隠れたテーマ
本日の気になる記事は
みんな算数・数学をもうちょっと
頑張っておいた方がよいですよ!
というお話。
これからの時代、算数・数学の素養が
欠かせなくなる理由として
3/9付の日経新聞で以下3点が
挙げられていました。
①AIの知識を理解・活用するのに必要
②受験科目に加える大学が増加傾向
③経済成長率と労働生産性向上
①②については皆さん
何となくわかるのではないでしょうか?
AIに関しては様々ところで
既に話題に上っていますし、
AIの理解に数学的素養
(特に数Ⅲ微積)が必要なことから、
近年私大等でも入試科目に数学を
加える動きも出てきていますので。
ただ、③については
ピンとこない人もいるかもしれません。
3/9付日経新聞の中で村田治・関学学長が
以下の指摘をされています。
下の図にあるようにPISAの数学スコアと
労働生産性成長率には
正の相関があるにもかかわらず
我が国は大きく逸脱している。
その理由は、
PISAの実施年齢が高校1年生だから。
多くの高校では早ければ2年生、
遅くとも3年生になると文理が分かれ
それ以降数学を全く勉強しない層が
わが国には80%近く存在する。
つまり、わが国では
十分な数学リテラシーを伴った
人的資本の蓄積が進まず、
技術進歩やイノベーションが起こりにくく
労働生産性上昇率が鈍化していると
推察できると。
よって、村田・関学学長は
一刻も早く、高校段階での文理編成を止め
全生徒が数Ⅲまでを学ぶようにすべきだと
提言されています。
小中学生のみなさん
その時になってバタバタしないよう
今からしっかりと算数・数学を学び
少なくとも苦手科目にはしないように
しておきましょう!😃
既に算数・数学が苦手で
困っているという人は、
以下、個別ゼミWill勝どき校まで
ご相談ください。
個別ゼミWill勝どき校
℡:03-5859-0580
資料請求はこちらをクリック
無料体験のお申込みはこちらをクリック
最近のコメント