【学力Upへの道 その11】
「自分でできる子」を育てるWill勝どき校が
お届けする「学力Upへの道 その11」です。
今回は「目的と目標」についてです。
目的が不明瞭だと
実行力は乏しくなります。
実行力が乏しければ
実現可能性は低くなります。
学力Upも同じです。
「将来○○になりたい」
「○○校へ進学して××がやりたい」
「苦手な数学を得意科目にしたい」
・・・
なんでもよいです。
お子様自身が強く望むこと。
それが目的です。
全てはそこからです。
よく、目的と混同されるのが目標ですが、
「成績を3⇒4にしたい」
「定期テストで80点以上取りたい」
「偏差値をあと5Upさせたい」
・・・
これらは目標であって目的ではありません。
このように、目標が明確になっていても
目的が明確でないケースでは
目標達成は難しくなります。
また、ご両親に明確な目的があったとしても
お子様自身に目的がないケースも
目標達成は難しくなります。
つまり、目標だけ掲げてもダメですし
当事者ではない人が
明確な目的を持っていたとしても
ダメだということです。
理由は、冒頭で申し上げた通り。
お子様自身の目的が明確でなければ
お子様自身に勉強する動機がありません。
勉強する動機がなければ
実行力が乏しくなります。
実行力が乏しければ結果が出ないのは
必然です。
ですから、お子様の学力Upをしたければ、
「勉強しろ!」と言う前に
お子様が何をしたいのか?
どうなりたいのか?
を明確にしてあげて下さい。
そこが明確になっていれば
勉強する目的も動機も十分にあるので
行動に移せるはずです。
その後の目標設定と
その目標を達成するためのプランの作成、
日々の行動への落とし込みも
大切なことですが、
それはまた別の機会にお話しします。
今日は、学力Upするために
明確な目的を持つことの大切さが
分かってもらえれば
それで十分です
もちろん強制はダメですよ。
そこは、お子様の考えを尊重し
明確な目的が持てるように
家族でしっかり話をしてください
前回その10「スピード」はこちら
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