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2018年11月 3日 (土)

【Will勝どき校今月おすすめ本】

 これは単なる旅の本ではない。

 高校1年生の夏休みに
 たった一人でソ連・東欧の旅に出た
 佐藤優氏の『十五の夏』。

 ここには旅の本質が見事に描かれている。
 
 高校入学したばかりの15才の少年に
 お祝いとしてこの旅行を
 プレゼントした両親。
 
 当時のソ連・東欧の状況を考えると
 果たして自分は子供にこの経験をさせられる
 勇気があるだろうか?
 
 しかし、15歳という若さで
 こういった旅の経験させれば
 その後の人生に大きな影響を及ぼすことは
 容易に想像できる。

 現地の人と会話をし、食事をし、語らい、
 交わることでしか得られない経験は
 時には自分の価値観を根底から覆らせる。

 まさにそこに旅の醍醐味がある。
 若い時にこういった経験をした佐藤優氏。
 うらやましくもあり、また尊敬に値する。
 
 
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