【Will勝どき校今月おすすめ本】
これは単なる旅の本ではない。
高校1年生の夏休みに
たった一人でソ連・東欧の旅に出た
佐藤優氏の『十五の夏』。
ここには旅の本質が見事に描かれている。
高校入学したばかりの15才の少年に
お祝いとしてこの旅行を
プレゼントした両親。
当時のソ連・東欧の状況を考えると
果たして自分は子供にこの経験をさせられる
勇気があるだろうか?
しかし、15歳という若さで
こういった旅の経験させれば
その後の人生に大きな影響を及ぼすことは
容易に想像できる。
現地の人と会話をし、食事をし、語らい、
交わることでしか得られない経験は
時には自分の価値観を根底から覆らせる。
まさにそこに旅の醍醐味がある。
若い時にこういった経験をした佐藤優氏。
うらやましくもあり、また尊敬に値する。
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