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2018年10月15日 (月)

【学力Upへの道 その5】

 「自分でできる子」を育てるWill勝どき校が
 お届けする「学力Upへの道 その5」です。
 
 
 
 今回は「課題」についてです。
 
 
 「〇〇君の課題は何だろう?」
 という質問をしたときに
 明確に自分の課題を言えるお子さんは
 どの程度いるでしょう?
 
 もし、それを明確に答えられるようであれば
 そのお子さんは間違いなく学力Upします。
 しかし、ほとんどのお子さんは
 この質問に対して答えることができません。
 なぜでしょう?
 
 実は、それを指摘してくれる人が
 周りにいないからです。
 (もちろん、指摘されなくとも、自ら気づき
  それを克服する為に日々努力できる子も
  います。そういうお子さんは優秀です。)
 
 いやいや
 「親としては、いつも指摘している」
 「テスト結果で課題は明確」
 「学校の先生からも指摘されている」
 「塾の先生からも指摘されている」
 ・・・
 「だから子供はわかっているはず」
 
 本当にそうでしょうか?
 指摘されているところは
 本当にお子さんの「課題」ですか?
 単にできないところではないですか?
 点数落としたところではないですか?
 
 「えっ?」
 「できないところが課題なのでは?」
 違います。

 よく
 「図形が苦手で・・・」
 「文章題が苦手で・・・」
 「読解が苦手で・・・」
 と相談を受けることがありますが
 これらはその子の「課題」ではありません。
 単にできない分野というだけです。
 
 課題とは、もっと具体的なものです。
 「漢字が読めない」
 「漢字の意味がわからない」
 「語彙が少ない(知らない言葉が多い)」
 「スラスラ読めない」
 ・・・
 だから
 「読解力がない」
 というように。
 
 ここまで明確にして
 初めて課題と言えます。
 
 課題が明確になれば
 日々の学習内容も明確になります。
 あとは実践するだけです。
 その中で新たに小さな課題が
 見つかることもあります。
 そういったことを一つひとつ
 クリアしていけば
 確実に課題は克服できます。
 
 結果、学力Upへと繋がります。


 
 自分のできないところぐらい
 子供たちはみんなわかっています。
 それを指摘したところで
 できるようになるわけではありません。
 (それでできるくらいなら
 みんな苦労はしません。)
 
 本当にお子さんの学力をUpさせたければ
 できないところを指摘するのでもなく
 苦手なところを指摘するのでもなく
 課題を明確にし
 具体的に何をすべきかを
 明示してあげることです。
 
 それだけで、
 お子さんの取り組み方が変わります。
 取り組み方が変わったら褒めて下さい。
 
 ご両親が褒めてあげれば
 お子さんはそれを続けるようになります。
 それを続けたお子さんは
 必ず学力Upします。
 
 
 
 前回その4「考える力」はこちら
 
 
 

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